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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第54回


(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としています)

前回レッスンから、Vivaceの速度指示に迫ることを目標に一番時間を割いて練習してきたチェルニーOp.821-No.4。実はがんばりすぎて左手が少々痛い状況。とはいえ、弾くには影響がない程度で、練習の成果を先生に披露。結構いい速度で弾けていること、左手も強すぎずに良く抑えて弾けているとのことですぐに合格をいただく。しかし、一定の基準で弾けていたらもうワンレベル上の弾き方を提案してくれる先生が、最後の2小節が楽しげに聴こえるような弾き方を教えてくださる。ポイントは右手を上にポンッと跳ね上げて優しく下ろすこと。実はこの曲の初回のレッスンでも教えていただいポイントだったんですが、正確に弾くことを優先してできていなかったところ。その場で練習してある程度仕上げ、あとは今後も自主練習してみてください、との最終アドバイスで修了。

次の課題曲、チェルニーop.823-No.38の前半部。ゆっくり弾いてなんとか音を辿れる程度ながら、音のつなげ方、切り方などはしっかりできているとのことで、前半最後で展開が変わるところの弾き方のポイント(左手3音目を弱く)を教えていただく。更にその先の4小節に進むも曲のイメージが掴めないため、どこで明確に切って、どこで繋げて弾くか、どこそこは次のメロディへの序奏的な役割などのポイントを教えていただくうちにようやくイメージがわかってくる。

ピアノを習う前には想像だにしていなかったことのひとつが、譜面に書いてあるありのままに弾けば曲として仕上がるわけではないということ。譜面に記載されていない強弱、音繋げ、音切りを取り入れることで曲が曲らしく仕上がるのです。もちろん経験がある人は、前後の音符の並び、音楽の流れからこれらをうまく使い分けできるんでしょうが、初心者にはさっぱりわからず、先生の指導なしには曲として仕上がらない。先生は、初心者へのこうしたポイントの教え方がとても上手で本当に助かります。

リトルピシュナ46番、左手のみの練習。ひっかる(手が一瞬止まったりミスタッチする)ところがどこか、なぜひっかかるのかを先生が観察して対策を提示してくれる、という課題曲。今回のアドバイスは、下りの返し点が黒鍵の場合に、他のときと同様に指を厚めに乗せているために返しが遅れ気味になっているので、薄めに(面でなく)点で押すようにする、というところ。また、全体的に下りはもう少し弱く(ややデクレッシェンド気味)にというアドバイスも追加。

ここまでで時間を使いすぎたので「ワルツ・フォー・デビー」は最後の1/3パートの確認のみ。基本的に音は追えるようになっているので、強弱の付け方、音の切り方、テンポの揺らし方などのポイント指導。特に最後の和音4つのところを先生が弾くとカッコいいことから、「先生はこの部分を均等にリズム刻んでなくてカッコいいんですけど、どうやったらいいですか」と質問。すると先生、一瞬悩む。先生はピアニストとしての感性でどう弾けば曲がカッコよく聴こえるのか、クラシックをやってきた人であってもセオリーやポイントがわかっていて体で覚えてしまっているので、急に訊かれても言葉で表現するのが難しいようです。実際に弾いてもらって、最初の感覚は詰めて、次の間隔を開けるとジャズっぽくカッコよくなることがわかりました。

ちなみに、「ワルツ・フォー・デビー」は一通り譜読みが終わったと書いていますが、手元にある譜面はCDのあの曲で言うとドラムが入ってくるところまで。その先はまあ、ジャズの弾き方をするところなので初心者に弾けるものではないです(指の動きが難しくて手癖が出てくるので単に譜面を辿って成立する音楽ではない)。今後は曲の仕上げに入っていくわけですが、「月光」の仕上げのときとはまた別種の難しさがありそうな予感がします。

今回のレッスンまでの教訓
●手の跳ね上げは曲の雰囲気作りに必要なテクニック。
●左手下りの手の返し支点が黒鍵のときは指を厚く乗せないこと。
●均等リズムの譜面表記でも微妙なリズムのズラし、変化がジャズ感を演出する。

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