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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

住環境に合わせて掃除機を強化 - ダイソンV8のアップデートとルンバ960の導入

ダイソンV8-201810-1

拙宅の掃除機は、ダイソンV8アニマルプロ(Animalpro)。2年前の7月に購入(http://buhaina.blog.fc2.com/blog-entry-267.html)し、日常的に使用している。寿命が2年程度と言われていたバッテリーは今のところ劣化の兆候はなく、拙宅の掃除時間(実稼働はたぶん15分程度)ではバッテリー・インジケータが残り1目盛りに変わったくらいのタイミングで終了し、多少劣化してきたとしても拙宅利用状況ならまだまだ使えそうな感じです。コードレスに惹かれて購入したわけですが、今ではコード(やキャニスター)がないことが当たり前になってしまい、物置から掃除機の居場所をなくしてしまったこともあって、キャニスター式には戻れない体になってしまいました(もちろん妻も)。

そのダイソンV8、引っ越し前は、カーペット敷が2部屋、畳が1部屋、廊下とリビングがフローリングという環境で、猫の抜け毛を特に吸ってほしかったためアニマルプロを選択したわけですが、今のマンションは全室フローリングになり、ダイレクトモータードライブ・ヘッドは必須ではなくなりました。このヘッドは床との密着度が高くカーペットの埃を掻きむしって吸う力が強力という長所がある反面、密着度が高いゆえにフローリングでは粒の大きいゴミを弾いてしまい、またローラー前側にデッドスペースがあるため壁際に弱いという短所がありました。

というわけで、並行輸入品でソフトローラークリーナー・ヘッドを購入。確かにローラーは壁際まで届くし、大粒の猫砂を弾くことなく吸ってくれるようになり、より使いやすいものに。一方で、毛足長めのトイレマットで使用するとあまり吸っている感じがしないので、やはりこのヘッドはフローリングか畳向けという感じ。良い意味で想定外だったのは操作感で、ヘッドがだいぶ軽くなって片手での操作がより楽になりました。V8アニマルプロはパイプが赤色で、このヘッドを組み合わせると3色の統一感が出すぎてしまうのは面白くないところではありますが(上の写真の通り)・・・。

こうして住環境に合わせてアップデートしたダイソン、より使いやすくなって満足度アップです。

掃除機に満足、とはいえウチのように猫がいると、日々床に抜毛が溜まって行くのは仕方ないところで、少なくとも2日に1回、できれば毎日掃除機をかけておきたい。掃除は1日30分程度のことではあっても毎日のことになると面倒といえば面倒。代わりに誰かやってくれないかという願いを叶えるものとしてもうだいぶ前からロボット掃除機というものがあることはもちろん知っていて、拙宅でも4年くらい前に一度導入を考えたことがあるんですが、あちこちにぶつかりながら方向を変えて適当に動いているだけの掃除機を「そんなに綺麗にしてくれないんじゃないの?」と信用していませんでした。前のマンションは電源ケーブル類のやりくりや、家具などの配置の関係で狭く入り組んだ場所が少なからずあり、ロボット掃除機向きでなかったこともあって、ロボット掃除機向きではなく見送りに。しかし、レイアウトがスッキリした今のマンションに環境的な問題は少なそうで、さらに最近は妻が仕事で忙しく、掃除を毎日させるのも悪いなあと思いはじめて、もう一度検討してみることに。

以前のように壁にぶつかって方向を変えてランダムに動くだけ(実際にはぶつかり方に応じて動き方を変えるらしいんですが)のロボット掃除機に、各部屋を跨いでくまなく掃除させようとすると効率的に動くのは難しく、全室をカバーしてくれないことが多かったり、時間を要しているうちにバッテリーが切れて力尽きてしまったりするものだったらしい。もちろんロボット掃除機がすべてをこなしてくれるものとは思っていないけれど、2LDKの部屋くらいはカバーしてくれないと「自動でやってくれる」感がない。しかし、僕が無関心でいるうちに技術は大幅に進歩していて、上位機種ではマッピング機能(カメラやセンサーなどを装備して部屋の形状を認識した上で効率的に動作する)を備えており、この進化のおかげで、マンションの全室掃除はもう実現されているというではありませんか。

もちろん、大手メーカーの上位機種はそれなりのプライスタグがぶらさがっていて、部屋をくまなく掃除してくれると言っても、椅子などを退けて掃除してれるわけではないし、狭いところを掃除してくれわけでもない。ロボット掃除機だけで床掃除を完結させることはできないわけで、その程度のモノのために安くないお金を払うなんて怠け者にもほどがあるのではないかと自問自答してしまう。ロボット掃除機の存在は多くの人に知られていながら、家庭の普及率が低い(ルンバとブラーバで4.5%とのこと)のは、僕と同じように「自分でやるべき仕事をサボるための高額贅沢家電」と思っている人が多いからではないかと思います。

でもよく考えてみよう。掃除(と洗濯)は、生産性がないのに必要不可欠な家事で、だから時間を奪われている感じが強い。これまで仕方なく費やしてきた時間をなくす、あるいは減らす、を実現してくれる技術はものすごく価値が高いのではないか。有意義と思えなかった時間浪費を減らすことができる家電には、それだけの価値があると言えるんじゃないだろうか。買うための言い訳にしか聞こえない感じもしますが、忙しい妻に楽をさせてあげるためのものであればと考えて導入することにしました。

そうと決まれば次は機種選び。海外、国内メーカーを含めて、今や数多くのロボット掃除機がラインナップされている。知名度が高い製品はそれぞれに一長一短ありそうだけれど、掃除する機能において大きな違いがあるわけではなく、どれを選んでも満足できそう。

購入にあたっての条件。
[1] マッピング機能を搭載していること(全部屋を掃除してほしいので)
[2] サポートがしっかりしていそうであること(壊れやすそうなので)
[3] 猫の自動給餌器や飲水器を避けてくれること(留守中でも置いておく必要があるので)

あるに越したことはないが、あまり重視しなかったこと。
・静寂性(基本的には留守中に掃除してもらうので)
・吸引力(全室フローリングなので)
・隅っこの集塵力(そこまでロボット掃除機に期待していないので)

[2]を考えると、一応大手メーカーであった方が良さそうで、そこから[1]の条件をふまえるとルンバ900シリーズかパナソニックのルーロMC-RS800、エレクトロラックスのPurei9、Neato RoboticsのBotvacシリーズあたりに絞られてくる。そして[3]を実現しているのはルンバ(ヘイローモード)だけ、ということであまり悩むことなくルンバに絞られる。拙宅は強力な吸引力は特に必須というわけではなく、強力吸引機能を省略した下位モデルの960なら価格面でもそれほど割高感もないことからルンバ960を選択することになりました。

まずはホームベースの設置。説明書によると前方1.5m、横に1.5mという決して狭くないスペースが必要と書いてあり、置きたい場所は、前方は確保できるものの、横方向はそこまでのスペースはなく、それでも今のところはしっかりと戻ってきてくれます。条件はあると思いますが説明書の条件がすべて、墨守しないと絶対にダメというとこではないようです。ネット情報を見ると、ラックなどの下のスペースにホームベースを設置している人もいるのだとか。

ルンバ201810-6
(この広さで今のところ、支障なし)

拙宅は、段差がほとんどなく、フローリングしかないため、ロボット掃除機向けの部屋である一方、2人暮らしの割には家具や物が多く、そういう意味ではルンバに優しいとは言えない環境。仕様上、通れることになっている幅45センチはクリアしていても、狭い場所が数箇所あります。そんな環境で本当に部屋全体を掃除してくれるのか半信半疑で初回の掃除を実施。

ルンバ201810-1
(ケーブル巻き込み対策は必須。奥のキッチンまで入って本当に掃除してくれるのか?)

ルンバ201810-2
(拙宅で一番狭いところで左に折れてキッチンが奥まで続く)

狭いところまで入って掃除してくれるのかという懸念を抱きながらルンバの様子を観察していると、その狭いところの入り口を少し掃除したところで引き返してしまう。これじゃあ導入した意味ないじゃん、と思っていると広いスペースを一通り掃除したあとにまた狭い場所に戻って、どんどん入り込んでしっかり掃除してくれました。L字型で奥に入る洗面所もベッドサイドも、一番奥までしっかりとカバー。部屋のカタチを認識した上で掃除をしてくれるマッピング機能のおかげで、2LDKの部屋を一通りしっかり掃除してくれました。ルンバは広い場所を先に掃除してから壁際を掃除する仕様であることが謳われていますが、壁際だけでなく狭い場所も後回しで掃除する傾向があるようです。

ヘイローモードを設定した自動給餌器と飲水器はもちろんしっかり回避(ただし60センチ半径という仕様より狭い印象)、高さ10センチの玄関はギリギリのところを少しずつ伝って落ちないなど、行って欲しくないところへの備えも万全。一方で、動かせるモノに対しては、体当たりを仕掛けてどんどん動かしてしまうので、置いてあるドアストッパーを蹴散らしてしまったり、もう1箇所の猫の水飲み器をどんどん押し出してしまう事象が発生、やはり基本的にはモノは置かない、あるいは動かないようにするなどの対策が必要です。あと、ルンバが乗り越えられるとされる2センチ前後の高さの、床に這うタイプの脚は苦手です。

ルンバ201810-3

これ、なんとか乗り越えてくれるんですが、途中でスタックしそうになって見ているとハラハラします。がんばって脱出してくれるとはいえ、本来の目的である掃除を全うしてくれているようには見えず、この種の脚の家具を置かなくて済むのであれば、置かない、もしくは掃除のときだけどこかに上げておく方が無難です。

あと、椅子やテーブルの足をしつこく掃除してくれるので、特にウチのように椅子の脚にフェルトを付けていると溜まってきてしまう猫の毛を掃除してくれるのはとても助かります。

ルンバ201810-4 ルンバ201810-5

もちろん完全に取り除くことはできていませんが、この写真の残った毛は手で引っ張っても取れなかったものなので仕方ないところ。ロボット掃除機は、モノを退けて掃除できないし、狭い場所も入れない、即ち普通の掃除機よりも掃除できる範囲が狭くなってしまう。つまりどうやっても掃除範囲が普通の掃除機には及ばないわけですが、このダイニングチェアの脚元のような場所は掃除機のヘッドだと届かないところで、ここを丁寧に掃除できるのはロボット掃除機ならではの数少ない強みと言えるでしょう。

2LDK、75平米の拙宅全体に要した時間はおよそ50分で、ちょっと買い物に行っている間に完了してくれる時間で収まってくれるのもありがたいポイント。これはルンバだけの機能ではありませんが、どのエリアを掃除したかのマップを後でアプリで確認できるから、留守中掃除でやり残したところがないかがわかるのも便利です。ちなみにインジケータでは掃除終了時点でまだ40%くらいの残量を示していました。

ルンバmap 201810-1 ルンバmap 201810-2

(洋室の未実施エリアはベッド、猫のケージやデスクと椅子など置いてある場所)

物が置いてあるところやルンバが入れないところを掃除していないにもかかわらず、1回の掃除で取れる埃や猫毛の量が、ダイソンで掃除したときよりも多いのはちょっと意外でした。実は丁寧にやっているつもりの普通の掃除機でも、やはり人間がやることなので「かけ残し」があること、ロボット掃除機は自分で掃除できるエリアについては、より時間をかけて掃除をしているために念入りに集塵していること、あたりが原因ではないかと思います。テレビCMなどで掃除機の吸引力をアピールするために白い粉を吸わせたりしているとき、ゆっくりヘッドを前進させているのは、そうしないと吸い残しが出るからであって、家の掃除機をあのゆっくり動作で部屋全体に対してやっている人がいるはずもなく、人が通常やっている掃除機のかけかたはそれほど丁寧ではない、ロボット掃除機は丁寧にやっているという当たり前のことに気づきます。時間をかけて丁寧に埃を吸引するところも、ロボット掃除機の強みと言って良いんじゃないでしょうか。

というわけで、「2LDKを一通り自動で掃除してほしい」という決して低くなかった期待値に応えるだけの賢い掃除ぶりに大満足。部屋をちゃんと認識して行き来する様子を見ていると、子供の頃にSFで見た未来のロボットを見ているかのうようで、技術の進歩って本当にスゴイなあと感心しきりです。もちろん、まだ至らないところもあって、やはり部屋の隅はしっかりトレースしてくれていないこともあって微妙にかけ残しがあるし、通った場所でもあまり丁寧にやってくれていないところもある。このあたりは今後の改善課題でしょう(他メーカー品はもっとしっかりやってくれるのかも)が、ここまで自動でやってくれれば十分。逆に言うと、これ以上進化する余地はあまり多くはなく、あとは細かい部分のブラッシュアップくらいなのでは?と思ってしまうほどの完成度にも驚くばかり。ロボット掃除機なんて面白半分の贅沢品でしょ、と懐疑的な方もいると思いますが、床に物を置かない環境を作れる家なら実用観点でも大変なスグレモノだと言えるレベルになっています。なんて偉そうに言ってますが、マッピング機能を装備したルンバはもう3年前に発表されていたようで「面白半分の贅沢品と思っていた」のは他ならぬ自分のことなのでした。ここまで進化していること、知らないのは僕だけではないと思うので、ルンバに限らず、マッピング機能を装備しているロボット掃除機はもっとアピールした方が良いと思うんですが、メーカーの皆さんいかがでしょう?

最後に余談ですが、ルンバが日本でロボット掃除機市場において60%のシェアを持っている理由は、機能というよりもマーケティングが上手いからなどの理由があると考えられますが、名前も結構効いているような気がします。映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」でマクドナルドを乗っ取った理由をレイ・クロックが「マクドナルドという名前がイイから。クロックという名前の店で食べたいと思わないだろう?」と嘯くシーンがあります。耳に心地よい名前が親しみを持たれるというのは飲食店に限らず、結構重要だと僕は思っていて、例えばダイソンという名前にはシンプルで力強い響きがあって、これがもしローワン(現CEOの姓)という名前だったら、ここまで名前が浸透していなかったんじゃないかと思えます。昔、パソコンのVAIOが流行ったのもデザインの良さだけでなく名前の良さがあったからだと僕は思っていて、例えば「ウチのVAIO」と呼ぶ人はいても「ウチのFMV」と呼ぶ人は誰も居なかったわけです。ロボットはついつい擬人化してしまうもので、「ルーロ」「Purei9」「Botvac」という名前よりも「ルンバ」の方がずっとポップで親しみやすくて感情移入しやすい。そうなると所有満足度が上がるわけです。他のメーカーも機能的にはルンバとほぼ同等、場面によってはそれ以上の機能を実現しているようなので、ネーミングもひと工夫してみてはいかがでしょう?

ルンバ201810-7





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