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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第33回

(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としています)

7週間ぶりのレッスンの次は2週連続と周期が安定しない昨今。とはいえ、この1週間は結構練習できました。

チェルニー Op.777 第24番は、後半部分が前回からの課題部分。ここは意外と難しいところがなく、黒鍵を含む3連符の最後の指離れが早すぎるところを修正してほぼOK。しかし、実は前回までにある程度終えていた前半の装飾音符のところをスムーズに弾くのが難しい。ここは、左手は3連符のコード変更のみで淡々と進め、装飾音符5連符を素早く進めるところでテンポを合わせにくいところが難所。リズムを機械的に規則正しく進めるのではなく装飾5連符のところで左手をむしろ少し遅らせてタメを作るようにすると弾きやすく、音楽的な表現になることを教えていただき、この部分のみ次回までの課題として残しました。

ちなみにチェルニー Op.777はこの第24番ですべて終了。1年4ヶ月で終えたのは、ピアノを始めた当初のことを思うと自分でもまずまずよくやったなあと思います。練習曲というと指の動きの練習のみでつまらないと思われるかもしれませんが、僕は曲じたいにも魅力を感じながら楽しくレッスンできました。次もチェルニーの練習曲集に取り組む予定で、「やさしい20の練習曲」が課題曲。これまでと打って変わって流れるような運指を求められる曲で、なかなかやり甲斐がありそう。

次は課題曲のベートーヴェン「月光」。今年の1月から取り組み始めたこの曲も、いよいよと言うか漸くと言うか、最後まで譜読みが終了。もちろんすべて通してスムーズに弾けるというわけにはいかないまでも、途中つっかえながら最後まで音が取れるようになりました。通して弾くと約10分。手元にあるCDで一番遅いバレンボイムの演奏でも7分6秒のところ10分なので、テンポがまだ遅く、途中でわからなくなって止めてしまう部分が多少あるということ。

これまでのレッスンでは部分部分の練習でやってきたわけですが、今回始めて最初から通して先生の前で弾いてみました。8ヶ月練習してきただけに暗譜してしまっていて、先生は「すごいですね。譜面見ないで最後まで弾けるなんて」と一応感心のお言葉。思えば最初のころは手をぐっと広げなくてはいけなかったり、不自然な手の型を続けたりしなかったりで、練習していても手が痛くなったものですが、今はそんなことはなくなっていることに気づきます。こういったことも練習でクリアになって行くんだなあ、と今にして思ったりします。

ピアノを始めてまだ1年と4ヶ月であることを考えると、指の動きが遅いとはいえ、プロが演奏するソナタを一応それなりに弾けるようになったのは我ながらなかなかのものだと思います。しかし、この曲は強弱の付け方が非常に難しい。CDでプロの演奏を聴くと、自分が弾いている「月光」は、まさに形だけで曲の表現としてはまるでなっていないんだとわかります。

具体的には右手アルペジオの音が出すぎているところが結構ある。これによって本来の曲のメロディが埋もれてしまっている。特に右手を広げ気味のときにアルペジオ3連符の2音目と3音目の力を抜くのが難しい。ここは一様に力を抜くのではなく、右手小指でメロディを弾いた直後に特に意識して力を抜くと曲としての表現力がぐっと上がることを教えていただく。

こうした音を引くところと出すところの加減、テンポを溜めるところ、進めるところのメリハリを付けることができると、曲としての表現がかなりレベルアップします。しかしながら、プロ演奏を聴いていても、そのやり方は千差万別で、無限のバリエーションの可能性を持った曲だということがわかる。「月光」は音を取るだけなら簡単だけれども、表現を詰めるとなると非常に難しいと言われる所以がいよいよ身に染みてわかるようになってきました。

あとは、ペダルの踏み変えができていなくて一部音が濁っている部分があって、そのポイントを教えていただく。基本的に左手のコードが変わるところで踏み変えるのは、これまで教えていただいた通りで正しいとのこと。しかし、左手で全音符で押さえている部分でも、右手の音階が変わるとこで踏み変えた方が良いところがあって、やってみるとこれがうまくいかない。左手の動きに合わせてペダルを踏むやり方しか知らないので、左手が固定されたままペダルを踏み直すことができないわけです。また、最後の部分で左手で低い音のメロディで締めるとことも、単音で音をクリアに響かせた方が綺麗になるので、ここもペダルの踏み直しが必要で、こちらも初めての動きとなり、スムーズにいかない。ここも新たに取り組むべき課題になります。

よりズムーズに弾けることを目指すだけでなく、表現力の向上を目指してまだまだ練習していこうと思います。これまで譜面通りに音を取れるようになることを主目的で練習してきましたが、表現の比重を置いて練習をして行くのは、ある意味初めてのことで、こういった練習もまた楽しい。この曲、人前で聴かせられるように、ちゃんと自分のモノにするつもりです。

今回のレッスンまでの教訓
●練習曲でも曲合わせてテンポのタメがあってもいい。
●アルペジオの強弱はメロディ音とのバランスを見て決める。
●ペダルは右手の動き次第でも踏み直しが必要。

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