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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

引っ越し - 私的マンションの選び方

キャナルファースト201807

海浜幕張のベイタウンに住んで18年。独身時代に買ったそのマンションを去り、都内に引っ越しました。

ちなみに、海浜幕張は駅周辺をはじめ、住んでいたベイタウン内などと合わせてほとんどの生活を完結できる(アウトレットもあって飲食店も多種多様)素晴らしく住み心地の良いところで、クルマで移動できればイオンモール(巡回バスもある)や、少し足を伸ばせばららぽーと、IKEAなども近いという環境で衣・食・住のアタマ2つの充実ぶりは関東の中でも有数だったんじゃないかと勝手に思っていますが、一般の認知度は低いです。住みたい街ランキングで上位に名前が出てきた、なんて話も聞いたことがありません。

一般の方のイメージとして幕張は「遠い」というのがあるようです。実際、東京駅はまだしも、青山、渋谷方面、新宿方面まで行くには1時間以上を見ておく必要があります。恐らくこの「遠い」がイメージの良さに結びつかない原因なのではなかと思っています。

ベイタウンの街並みを初めて見た人は「まるで外国みたい」と言うことが多く、もちろん電柱が表に出ているなんてこともなく、綺麗な街並みに心を奪われる人も多いようです(人工的すぎてつまらないという人もいましたが)。

そんなベイタウンが大好きだったのですが、妻は独身時代には狭くても良いからと山手線内に居を構えていて、今では仕事(個人事業)で行き先がお台場や銀座に、プライベートでも飯田橋あたりに行くことが多いこともあって都内への転居を熱望していました。僕は都内へのこだわりはなかったものの、どういうわけか転職先の会社が新宿近辺であることが多く、京葉線は朝の時間帯には快速を運行していないこともあって通勤に1時間半近く要することが辛くなってきたために都内で手の届く範囲のマンションを探していました。便利になるということはその分高価になるわけですが、そもそも幕張ベイタウンの部屋の85平米というのは2人暮らしには広すぎるので、狭くして価格を抑える戦法に出たわけです。

その昔、ベイタウンのマンションを購入する際、やはりそれなりにマンションの研究をしました。その研究の結果、僕がマンションに求める条件がいくつか固まったわけですが、それは、

[1] プライバシーが確保されているか
[2] 日当たりを過剰に優先していないか
[3] 部屋の空間が広く設計されているか

です。

[1]はすべての部屋で他人の目を気にせず窓を開けて(レースのカーテンを閉めておけば外のことが気にならずに)生活できること。[2]は日当たり優先にした物件はほぼ例外なく「田の字」プラン(後述)の間取りであること。[3]は頭上空間まで配慮した作りになっていること。特に[3]は間取り図ではわかりにくいところです。

実は、最近の新築マンションは所謂「田の字」の間取りがほとんどです。廊下があって家の間口の中央に玄関、入って左右に寝室を配置し、廊下を奥に入るとリビングと洋室か和室がもうひとつという、よくあるあの間取り。実はこの間取り、土地面積を有効に確保しつつ、できるだけ南向きに住戸を揃える手法としては、もっとも効率が良い、即ちもっともコストがかからない間取りです。つまり、最近のマンションは建物の基本構造を中心にコストをかけていないということ。デメリットとしては、廊下側の洋室にはプライバシーがないことが挙げられます。廊下を他人が行き来するので窓を開けっ放しにできないわけです。しかも防犯の観点から鉄格子が装備されます。これ、僕的には許せないんです。だってリビング以外の部屋は好きなときに窓を開けることもできず、まるで牢屋のように鉄格子が付けられているだなんてとても人が住むところとは思えません(あくまでも個人的な意見です)。

住んでいた幕張ベイタウンのマンションは、18年前に建築された物件で、その頃は既存のマンション(田の字プラン)の概念を超えた価値を生み出そうという物件が結構ありました。そのベイタウンの物件は、廊下を廃して2戸1でエレベーターを配備、すべての部屋を両面バルコニーにしてプライバシーを確保していました。また、梁が室内にほとんどなく、天井高247センチでも頭上空間が広々としているところも、快適な住環境に配慮した設計だったと言えます。部屋の構造はリフォームで変えられないので、実はこれらのポイントはとても重要なんですが、「マンションなんてこんなもんだ」と田の字プランで当たり前だと思っている人は少なくなく、梁を気にしている人も少ないです(売却するベイタウンの部屋を見学しにきた方の中には「梁ってなんですか」と言う人もいた)。

そんな条件にこだわっていると納得できる物件というのは少なく、ようやく見つけたのが東雲にある某タワーマンション。タワーマンションは良く言われている通り、いろいろデメリットがあって個人的にはあまり好きではないんですが、廊下側に窓がない場合が多く、プライバシーの面で安心できます。ただし、購入した物件はタワーの中が吹き抜けで廊下があってほとんどの部屋で廊下側の部屋は鉄格子付きという、僕からしてみると不思議な構造になっています。拙宅の部屋は角部屋のため廊下に面した窓がなかったことが決め手になりました。駐車場が地下にあってクルマが汚れない、その割には料金がそれほど高くないこともクルマ保護の観点で喜ばしく、その点でも納得できる物件でした。ただし、部屋の構造はイマイチで、特にリビングの梁の多さ、侵食量の大きさには閉口させられます。窓の高さも梁のせいで低く、カーテンを開けても開放感があまりありません。部屋の空間にはあまりコストをかけていないことがわかります。

最寄りの駅は有楽町線の辰巳駅。このあたりでタワーマンションと言うと豊洲をイメージされる方も少なくないと思いますが、豊洲は高くて手が出ません。ひと駅違うだけでぐっと値段が下がるのがこの東雲界隈のマンション群。ここは結構穴場だと個人的には思っているんですが、値段が下がるのにはそれなりの理由があります。東雲のマンション周辺にも大きなイオンがあり、コンビニも近くにあり、生活に不便を感じるところはありません。一方で、ネットで調べている限りだと、美味しいレストラン、などはあまりないようで、夕食時に電車で帰ってきたときにちょっと美味しいものを食べたいと思ったときに選択肢が少なそう。豊洲だとららぽーとがあり、その他にも店がたくさんありそうなので、そういった環境の違いが不動産価値の違いとなって現れているようです。ま、このへんはもう少し研究してお店探しをしてみようと思います。

それにしても狭い部屋への引っ越しは大変です。かなり断捨離しましたが未だに荷物が収まり切っていません。あと、酷暑の引っ越しは地獄でした・・・

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