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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第20回

(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としていますが、ご同好の方の参考になればと思って書いています)

転職して仕事が格段に忙しくなってしまい、練習時間が減少。今回はまだそれなりにできましたが、今後が少し心配な状況です。

それはさておき、チェルニー op.777 16番。右手は16分音符でラソファミレミファソラ(ニ長調なのでファは#)と続くところを2回繰り返すところから始まり、それが途中でもう一度出てきます。譜読みのときには「特に難しくないかな」と思っていました。しかし、流れるように正確かつスムーズに、音の粒を揃えてとなるとこれが難しい。ニ長調になり、ファ(中指)が必ず黒鍵になるため、その中指だけ鍵盤の位置が高くなり、そこから凹んだ位置に来る、力の入りにくい薬指に力が入らない。これは14番のときも感じた難しさをこことでも実感。薬指は力が入らないから音が小さく、5→4→3の指の流れだと4の音が短くなって走ってしまう。すると、正確にリズムを刻んでいる左手との同期が怪しくなり、曲としてバラバラに聴こえてしまうわけです。

レッスンの場で、一度披露したときには先生はまずまず弾けているという感じのところ、上記の通り、うまく弾けていないと思っていること、「こんな感じになっちゃうんです」とそれを再現してみて相談。やはり右手の運びをスムーズにするのは繰り返し練習する他ないようですが、転びやすい5→4番の間をあえて意識的に開けるような感じにしてみることを提案されました。

また左手は、#ソシレの和音に続けて、ミ#ソシレの和音になる場所(ここだけイ長調)があります。要は5番のミの音がひつつ加わるだけなのにうまく切り替えられない。5番で押さえないといけないのでどうしても手首を下げて押さえようとしてしまい、しかも4つの音が不揃いになってしまうことを先生の相談。ミ#ソシレ和音は#ソシレ和音に小指を足した音であることは確かでも、指の形はただ小指を足したものではなく、それぞれ別の形にするものとのこと。なるほど、それぞれの型を作ると手首の位置もさがらずにやりやすい上に音も揃うようになりました。

ちなみにこの曲はある程度体でリズムを取りながらやったほうがテンポ感が出るので、体をそんなふうに動かしてもいいもんなんでしょうか、と尋ねると「いいですよ」とのこと。体をじっと静止させたままだとテンポ感を出しにくいのはその通りとのことで、ただし、頭を振るところまではやりすぎとのことでした。

というわけで、この16番はまだ詰めきれていないので次回に持ち越し。次のために17番の譜読みに取り掛かる。ニ長調に慣れてきた上に難しい指の運びがなく、あまり苦労しなさそうに見えるものの、右手各小節の一音目に休符が入り、左手と入りが同期していないところが難しそう、ということがわかったところでこの日は終了。

次はベートーヴェンの月光。

冒頭の部分で、すっかりいい気分になってしまうこの曲、しかし、メロディが入るところでいきなり挫折し、家で練習していてサッパリうまくいかない。右手の3本でリズムを取り、小指だけでメロディを奏でるというこれまでにない難技(?)に加え、リズムとメロディの音が同期していないので益々難しい。「ここぜんぜん上手くできないです」と白状して、「では、今日はここ中心にやりましょう」ということでメロディが始まるところに重点を置いてレッスン。

まあ、早い話が練習を繰り返す以外に克服する方法はないです。この曲の盲点は、遅いテンポなのでCDなどで聴いている普通のテンポで進めて弾いてやろうと思ってしまうこと。指がスピードについていけないわけではないので、自分の知っている曲の通りにやろうとしてしまうわけです。もっとゆっくり、スローモーションのようにやってみると、なんとか「月光」の形が少し見えてくるようになってきました。

よく聴いている曲というのは厄介なもので、どうしても知っているテンポでやろうとしてしまう。速い曲なら「最初からあんなスピードで弾けるわけないからゆっくりと」と自然に思えるものが、遅い曲だとで頭に入っている聴き慣れたイメージのままやろうとしてしまい、うまくいかないと「あれ?この曲難しくて向いてないかも」なんて思ってしまう。これ、完全に勘違いだとわかりました。遅いテンポでもうまく弾けないのなら、さらにもっと遅くして、それこそ曲として成り立ってないと思えるくらい遅くして練習するべきなんです。

という認識を新たに持って家での練習に取り組みます。

今回のレッスンの教訓
●1音増えるだけの和音でも手の形の作り方は変わる
●曲のリズムを体で取ってもOK(やり過ぎはNG)
●遅いテンポの曲でも練習初期の段階ではさらにぐっとテンポを落として練習を

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