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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第19回

(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としていますが、ご同好の方の参考になればと思って書いています)

年末年始を挟んで約1ヶ月ぶりのレッスン。

チェルニー op.777 15番は左右両手でリズミカルに流れるように弾かないと曲が持っている軽快さが出てこない曲。また、左手のポジション移動が多く登場し、その移動が大きいところもポイント。練習時間を多く取れたため、両手とも音は結構取れるようなって、それなりに早いテンポで弾ける状態までもってきてレッスンの場で披露。一部、スラーのところを切って演奏してしまうところがあってその指摘を受けたものの、概ね上手く弾けていると先生から評価をいただく。

ここで以前から思っていた疑問を先生にぶつけてみる。この曲は左手もト音記号で始まり、正面のドレミファソラシドの音階の鍵盤を左手で弾くところから始まるので、少し右寄りに座った方が左腕が窮屈にならずに楽に弾ける。なので「こういう場合は中央に座らなくてもいいんでしょうか?」と訊いてみたわけです。回答は、基本はやはりピアノの中央に座って、体で調整した方が良いとのこと。腕が窮屈にならないようにあまりピアノに近すぎない位置に座るようにした方が良いことも加えて教えていただきました。この程度の練習曲であれば座る位置を多少中央からズラしても問題ないらしいんですが、普通の曲を弾くときにはもっと幅広く音域を使うわけで、そうなると位置をズラしたまま弾くわけにはいかず、途中で位置を変えるのは良くないので、やはり中央に座るのが基本とのことでした。

次は第16番の譜読み。右手は16分音符が連なり、オタマジャクシの数こそ多いものの、同じニ長調なので5本の指の使い方は同じであまり違和感はありません。左手もすべて和音で、これまでに使っていなかった音階が少ないのでなんとかなりそうな雰囲気とわかったところでひとまずは終了。

次は課題曲へ。

「ラ・ラ・ランド」の「ミアとセバスチャンのテーマ」には触れず、「月光行きましょう」と。「ミアとセバスチャンのテーマ」は特に後半が難しくて練習してもスピードを上げられない。そういう意味では弾けていないんですが、表現にこだわる曲なわけでもなく、あとは練習するのみ。これ以上先生に教えてもらう要素も少なく、演奏の完成度を上げるには練習するのみ。先生はずっと音楽という学問に子供の頃から取り組んできた方なので、クラシックが専門。クラシックの曲の方が教えていて楽しいに違いなく「ミアとセバスチャンのテーマ」のような曲を長々と(もう4ヶ月以上やっている)続けていてもあまり意味がないというのはごもっともな話。僕としても次の曲に行ってもいいかなと思っていたので、特に異論なく進めることに。

ちなみに、先日「ラ・ラ・ランド」を家でまた観て、セブの気分になってから自分でこの曲を弾いていたときに、決して上手く弾けているわけではないのにピアノが弾けるって楽しい!と心から思う体験をしました。アマチュアの中でも緩~くやってる、人に聴かせるレベルでない趣味のピアノでも、こういう気分が味わえるのはかなり嬉しいことです。これまで、熱心な音楽の聴き手でありながら、楽器を一切弾くことができなかった身としては、そんな体験ができることじたいがとても嬉しい。例えカッコよく弾けていなくても「ああ、本当にピアノを弾くって楽しい」と感じられるだけでもピアノを始めて良かったと思います。

話は戻ってベートーヴェンの月光。ゆっくりとしたテンポで音数も多くないのでなんとなく簡単そうかな、なんて高を括っていたんですが、最初のメロディが出て来るところまでの譜読みでオタオタする始末。そもそも、ト音記号、ヘ音記号のそれぞれ五線から大きくはみ出ているところが多く、譜面の読解が一気に難化。まずはこの譜読みのハードルが高い。

というわけでまずは、月光の嬰ハ短調でどの音を使うか=嬰ハ短調におけるドレミファソラシドの説明からしていただく。#が4つもついた譜面で、即ちドレファソが黒鍵を使うようになり、シの音は短調の場合7音目はひとつ上げる(?)のが一般的で白鍵のドになるという基本を教えていただく。これまで練習してきたチェルニーの場合、ハ長調、ト長調、ニ長調と進んできて、それぞれの調で数曲ずつ取り組んできたわけですが、その調で使う音(ドレミファソラシド)に慣れて行くと、譜読みがスムーズになり、指使いのパターンも馴染んでくるので、新しい曲でもすんなり入れるようになることが徐々にわかってきていました。だから、その調でどの音を基本として使うかを知っておくことが重要だということはなんとなく実感していたわけです。先生がそこまで計算してくれていたのかまではわかりませんが、練習曲を進めることで音楽の体系を意識して曲に馴染んで行く(この言い回しで正しい?)ことの重要性が少しわかってきたような気がします。

冒頭の数小節が終わって、メロディが出て来るところでつまずく。この曲は左手は低音域に厚みを持たせるための和音、右手でリズムを取りながらメロディを弾く作りになっていて、その3つを同時のこなすことがまずはムリ。曲を聴いていたときに「音数が少ないからなんとかなるだろう」という楽観的かつ勝手な予想は軽く吹っ飛び、これから苦しみを日々を送るであろうことが見えてきました。

妻によれば「月光はピアノを始めて1年未満の人が演る(ような簡単な)曲じゃないから。ま、それでもどんどん演らせちゃうのが先生なんだけど」というのでまあ気長にやっていこうと思います。

今回までのレッスンの教訓
●譜面読解力をもっとスムーズにできるようにするべし
●使う鍵盤に位置に拠らず座る位置は基本的にピアノの中心
●調で使う音階を理解して譜読み、練習に入るべし



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