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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第15回

この2週間はだいぶ練習できたので、チェルニー op.777 第12番は結構できるように仕上げてレッスンへ。ただ、もちろん難所はあって、それはいつも課題になる右手小指(5番)と薬指(4番)の動かし方。

ここは初心者にとっての大きな壁で、力が入りにくいだけでなく、スムーズに動かせない。特に薬指に力を入れるのが難しいため、この第11番にある、

5→4→3→2→5→4→3→2→1→2→3→2→1

という16分音符の連なりがギクシャクしてしまうのです。しかも譜面の指定はフォルテ。

先生曰く「できてますよ」とのことではあったんですが、自分で上手くできている感覚がないのであえてここを繰り返してどう上手くできていないと思っているのかを訴えてみる。そもそも

5→4→3→2

をフォルテでやろうとすると、力が入りにくい故に、5番と4番の指が残ったまま3番2番に続き、次の5番へ戻るときに遅れてしまっているからだと教えていただく。なるほど。もちろん教えていただいたからといってすぐにできるようになるわけではありませんが、どうすれば良いのかわかると課題が明確になって今後気をつけることができます。

次の第13番からは、ニ長調に変わります。

チェルニー op.777 は第1番から第6番まではハ長調の曲で、つまり白鍵のみでドレミファソラシドを弾くことができる基本中の基本の音階。第7番から第12番までは#がひとつ入ってファのみ黒鍵になります。ただし、チェルニー op.777では右手はソラシドレしか使わないので白鍵のみで弾けるようになっていて、黒鍵は左手のみで使われる作り。ニ長調は更にドも#が付いて黒鍵になるため、左手の黒鍵使用率が高くなり、右手もレミファソラシを使うため、ファが黒鍵を使うようになります。

ずっとト長調で練習してきて、同じような音使いが出て来るため、実は第11番、第12番に取り組んでいたときには指が慣れてきてやりやすくなってきていたんです。それがすべてリセットされ、慣れない指使いになると一気にフレンドリーでなくなります。

ハ長調からト長調は5度上に上がり、ト長調からニ長調でも更に5度上がる。以降、#がひとつ増えるごとに5度上がることになっていることを教えていただき、単に調性が変わるとうだけでなく音楽理論的な展開を学べるようにこのチェルニーは上手くできているのだなと初めてわかりました。ここまで教えていただけると、ああ、音楽習っているなあという気分になれて面白いです。

新たな指の運びに戸惑いつつ、ゆっくりと曲をなぞって譜読みは終了。第13番は少し長いんですが次回までに仕上げたいところです。

課題曲の「ミアとセバスチャンとテーマ」は、映画を観た人ならご存知の通り途中から(劇中で言う)フリー・ジャズのパートに展開が変わるところがあり、そこに差し掛かってきています。譜面は簡略版なので映画のようなアクロバティックな演奏はだいぶ省略されているんですが、その分、曲がどうなっているのかがさっぱりわからない。不協和音が多く調性を無視したような音使いをしているからです。だから自分で譜読みをしていても音が合っているかどうか確信が持てない。

ここは1音ずつ先生に教えてもらいながらなんとか正しい音を覚えていきます。左手の和音がまた読み取りづらく、かなり戸惑いながらモタモタやっていたので「和音は下から追っていた方が良いです。一番下の音が重要ですから」とのアドバイスをいただく。ヘ音記号の譜面はこれまで上から音程を読んでいたので、それでは良くないとのこと。ここは頭を切り替えないといけないようです。

そうやって教えてもらいながらも音が頭に入らないので先生に弾いてもらうところを動画に収め、次回までに習得することにしてレッスンは時間切れ。ちなみに、自信なさげに弾くと、バラバラな音階故に間違えて弾いているかのように聴こえてしまうため、自身を持って、ガツンと弾いた方が良いとのアドバイスをいただきました。

クラシックの曲と違って、こうして自由に書かれた曲というのは初心者にはハードルが高いです。実はこの曲に取り組み始めた当初から思っていたんですが、この曲を選んだことは結構後悔しています。先生は「大丈夫です。行けます」と最初に言ってくれたので取り組み始めたんですが、どうにもクラシックの曲と勝手が違いすぎます。

とはいえ、ここまでの部分も、当初は小指が痛くなったりしながらも練習を重ねることでだいぶ格好がついてきているのも事実で、このフリー・ジャズのパートも練習すればきっとなんとかなると信じて続けて行きたいと思います。あー、でも結構キツそう。

今回までのレッスンの教訓
●右手の薬指と小指は残しすぎると指がスムーズに回らないので注意を。
●ヘ音記号の和音譜読みは下から読むように。
●不協和音的な音の連なりを自信を持ってしっかりと弾く。

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