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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第11回

3週間ぶりのレッスン。

前回レッスンから今回までは出張などもなく、練習をたっぷり積んでレッスンの臨むことができました。

前回からの課題、チェルニー Op.777の8番をまずは披露。「結構いいテンポで弾けていますね」「ポジション移動が大きいところ、スムーズにできますね」とポジティヴなコメントをいただく。それもそのはず、一番練習に時間を費やしてきたのがこの曲だから。まず、曲そのものがチャーミングで気持ちが入りやすいし、その分、何度繰り返して弾いても飽きない。それから、自分の今の技量よりもやや上のレベルの難易度で、それを乗り越えるためハードルがそれなりに高いこと。簡単に言うと、気に入った上に自分の技量ではやや難しい曲で、弾きこなそうという意欲を掻き立てられたということです。

練習曲をこなすには好き嫌いを言うもんじゃないんでしょうが、やはり好きな曲というのはモチベーションが上がるもんだという誰でも想像がつくことを、身を以て思い知ることになりました。練習曲は、表現を含めて完璧に弾けるようになることが目的ではなく、ある程度弾けるようになれば次に進むものですが、好きな曲は時間をかけてきっちり仕上げてみることにするのも技術習得、表現習得にはいいかもしれません(もちろん先生と相談した上で)。

チェルニー Op.777 9番は、右手の複前打音付き3連符を綺麗に、粒を揃えて弾けるかと、左手の1拍目をうまく合わせてしっかり弾けるかがポイントと思って練習してきて、当初はやや苦戦したものの、ある程度練習してからは指の押さえという点では割と早く弾けるようになっていたので、家での練習もほどほどに。レッスンでは左手の2拍目、3拍目をもう少し弱くすると、曲に合ったチャーミングな感じが出るとのアドバイスを受ける。確かに、自分の弾き方だと2拍目と3拍目が強すぎてベタっとした重い感じになっている。指を上から振り下ろさずに鍵盤の上に添えておいて押すようにする方法を先生から提案。確かに自然と弱く鍵盤を押すことになります。ちなみに、僕の悪い癖である右手薬指の押さえが弱いところでは指を上から振り下ろすことを意識するように言われており、その逆の方法ということです。指をどの高さから落とすか、というのは音に強弱を与えるのに結構重要なポイントなんだなあと改めて思わされました。次に後半部分に入ると、この後半への切り替わりのところも軽快にできていないと指摘を受ける。ここでも手を軽やかに持ち上げる感じで弾くようにアドバイスを受けました。

特定の指の運びの形式に限定されたものではないものの、この「重い感じになってしまっている」という指摘を受けるのはこれで4回目くらいでしょうか。たぶん、何も考えずに指を正しく運ぶことに注力していると、力を入れにくいところは弱く、労せず力が入るところは意識していなくても強く鍵盤を押してしまっているようです。だからベタッとした、品のない音楽になってしまう。譜面には表現されていない、しかし強弱を付けることで、音楽として綺麗に表現できるところに自分で気づいて修正して行くのは、やはり素人には至難の業です。あるいは才能のある人というのはこうい表現も含めて上手く弾けてしまうんでしょうか。

「ラ・ラ・ランド」の「ミアとセバスチャンのテーマ」は、最初の15小節までのところは、ゆっくりした曲なだけに指が回らなくてついて行けないということはありません。しかし、ミスなく弾くのが相当難しい。何故かと言うと、これまでやってきた曲と指の運びがまったく違っている上に、手の動き幅が大きいから。クラシックが基本の曲は、特に初心者が取り組む曲はなんだかんだ言って指の動かし方がそれなりに理論立てて書かれているような気がしますが、ポピュラー・ミュージックはもっと自由にメロディを選んでいるせいか、手の動き、指の動きがぜんせん違う。だからゆっくりテンポで音数も少ないのにかなり集中して弾かないと音を外してしまう。あと、この曲は特に左手で指を離すタイミングが結構難しい。粘って残しておくべきところを早めに離してしまうと音が薄くなってしまう。

先生曰く、良く弾けているとのこと。特に「左手がちゃんと動いていますね」とのことで、まあ結構練習した成果がちゃんと出ていたようです。ただ、曲の表現として強調して揺らした方が良い(タメた方が良い)ところがあり、そこを意識することも教えていただきました。譜面通りに鍵盤を押すことで精一杯だとなかなかそこまで気が回りません。左手は先に書いた通り、音を持続させて繋げてゆくところがひとつのポイントなわけですが、指を離さなくてはならないところがあり、ついにペダルが必要になってきました。また、15小節目以降は右手でも指が足りなくなるところがあって同じ指でとなりの鍵盤を続けて押さなくてはいけないところがあり、ここもペダルでカバーしないといけないとのこと。今回のレッスンではまだしっかりとペダルの踏み方まで教えてもらう時間がなかったんですが、家で試行錯誤していきたいと思います。

今回までのレッスンの教訓
●曲想に合わせて弱く弾くところを意識する
●軽快な曲を軽快に弾くための意識と工夫を
●タメを作って曲に情感を与えるところを意識すべし

ちなみに、以前、トルコ行進曲に取り組んでいたときにテンポを上げすぎて雑になって失敗した話を書きました。今回のチェルニーの8番も家では結構テンポを上げて練習して、少しテンポを落として精度を上げるという方法を試してみました。速いテンポで頑張ってから、テンポを落とすと楽に弾けるようになります。実力以上にテンポを上げて弾くことが良くないという思いに変わりはありませんが、決して無駄ではなく、早く弾いてみることでテンポを落として弾いたときにより丁寧に弾けるようになるようです。その後、雑にならないことを意識しながらまた少しテンポを上げてみると、より上手く弾けるようになります。自分なりに試行錯誤して上手く弾けるようになる方法を模索するのもまた楽しいものです。

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