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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノレッスン 第9回

前回レッスンからのポイント。
●3週間も間隔が空いた
●出張で5日間、練習できなかった
●ベートーヴェン「トルコ行進曲」はに取り組み始めて2ヶ月半経過

というわけで3週間あったので練習量はたっぷり。練習できない日が5日あったことについては結果的に悪影響ありませんでした(後述)。

チェルニー Op.777の第6番は後半から最後まで通して弾けるように。先生からは「いいテンポで弾けていますね。左手もだいぶスムーズに動くようになっています」とコメント。ただ、一箇所だけ、ドミソソファミレドと8分音符が続くところの最初にドミソと音が上昇して行く部分を単純にスタッカート気味に連打するのではなく、右手全体を跳ね上げるようにドミソと鍵盤を叩くと、軽快かつ上品な響きになるとアドバイスを受ける。指の動かし方、力の入れ方だけでなく、手の使い方でも音の表情の出方が変わるというのは初めての経験で、なるほど、という感じ。確かに最初の弾き方だと粗雑で平板に聴こえてしまう。どちらも譜面通りと言える弾き方なのにこんなに違ってしまうとは。

さて、問題はトルコ行進曲の方。

装飾音符の3連符のところをより綺麗に弾けるようにアドバイスを受け、その通りやってみるとより音楽的に綺麗に、格調高く弾けるようになり、ここはまあ問題ありません。もっと練習すれば更に精度も表現も向上できそう。

問題はそういう部分的なところではなく、別のところにあるとレッスン後によく考えてみてわかってきました。

ずっと練習してきたので当然だいぶ弾けるようになり、テンポも上がってきています。もちろん、手のポジションが大きく移動するところはミスするし、ここは何度練習してもなかなか成功率は上がりません。つまり、うまく弾けるところは弾けて、一部ミスをするところはする、という状態からこの3週間あまり進展がなかったわけです。問題はうまく弾けないところではなく、うまく弾けると思っていたところ。

うまく弾けるということは、あまり神経を集中させずとも譜面通りの音符を奏でることができるということ。これは一見進歩したように思えるわけですが、練習してきてどこか充実感がないし、上手くなっているはずなのにそう実感できない。

今回のレッスンで、先生に手本を聴かせてもらうと、この3週間自分で弾いて聴いてきた音とまるで違うことに唖然としてしまいました。一音一音が綺麗で粒立ちが良く、チャーミングで軽やかで品がある。それでいて線の細さは皆無でむしろ筋の通ったビシっとした音が出ている。自分が出している音はベタっとしていて締りがなく、音が汚く、音楽が濁って聴こえる。もちろん基礎が違うせいもありますが、曲を表現するためにどのように鍵盤を叩くのかに心を砕いていないところが大きな違いとなって現れてしまっているのだとレッスン後に自己分析しました。

同じ曲に長く取り組んでいると、初心者のくせに飽きが来てしまいます。飽きというのは曲がつまらないということではなく、弾ける部分は雑に流すようになってしまうこと。どのように鍵盤を押さえて、どのような表現をするか、という意識をなくしてしまっているということです。指摘を受けたのは、左手の動きが難しいところで、右手の強弱が曖昧でリズムがズレてしまっているところ。自覚症状がまったくなく、自宅での練習をダラダラと繰り返している中で、このような悪いクセが身に付いてしまったようです。5日間練習できない日がありましたが、その期間練習できたとしても上達しなかったどころか、むしろだらしない弾き方がより染み付いていたかもしれません。

これまでのレッスンでは、終わった後により上手く弾ける方法が身に付いたという充実感や達成感がありました。それまでの自宅の練習に上乗せして弾き方を身に付けることができたからです。今回のレッスンでも上手く弾ける方法を教えてもらったんですが、この3週間で劣化した部分をひしひしと感じてしまったので、なんとなくもやもやした気分でレッスンを終えることになってしまったというわけです。

もう一度、一音一音を丁寧に、綺麗に響かせることを意識して出直しですね。そのためには、テンポはもう一度落としてみないといけないでしょう(妻によるとテンポを上げすぎて雑に聴こえるとのこと)。

いやはや、音楽って、ピアノって単に譜面通りに音を出せばいいってもんじゃないですね。実に難しい。でも、ダメなところを自覚できたのは良かったかも。

今回までのレッスンの教訓
●指のアクションだけでなく、手の上下のアクションでも音のニュアンスは変わる
●音程をなぞれるようになった=弾けるようになった、ではない。
●自分でダラダラ同じ曲を練習しているだけでは劣化することもある。

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