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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノレッスン 第8回


ピアノレッスンに通い始めて、ちょうど2ヶ月が経過しての第8回目。

前回から取り組み始めたチェルニー Op.777の第6番。毎度のことながら取り組み始めは右手左手の同時進行はまったくできない状態から開始、3日目くらいまではまるで曲にならない状態で、ゆっくり音を確認するのが精一杯でした。これも、毎日練習していると徐々にできるようになるもので、そういう(絶望的に弾けない状態から曲の形になって行く)過程を何度か乗り越えて行くところをだいぶ楽しめるようになってきました。

レッスンでは、フォルテに変わるところを一律に強く弾いていたところ、左手で和音を入れるところに合わせて、そこを意識して強めに、あとはそこそこにというアドバイスを受けると、音楽として綺麗にまとまるようになる。形だけ音を取れるようになったときに先生がくれるアドバイスは、どうやって強弱をつければ、どうやって音を伸ばしたり切ったりすれば音楽として(大袈裟に言うならば)格調高くなるのかというもので、その通りにすると確かに音楽としての質が上がります。前回レッスンのときに書いた通り、自分で譜面だけ読んでやっているとそういうところに気づけないもの。ちなみに、ずっと上のレベルの曲を練習している妻(今はショパンの幻想即興曲)へのアドバイスでもそういう類のものが多く、単に音をなぞることができればピアノを上手く弾けたと言えるわけではない、ということがよくわかります。

チェルニー Op.777の第6番は、残りの半分に進んでここで、左手でかなり苦労して譜読みしていると「ここは一度、ここは七度の和音です」と音楽理論を踏まえた説明をしてくれて、系統立てて説明してくれると、流れや指の運びに法則性と意味があることがわかり、そうなるとアタマにすんなり曲が入ってくるようになります。うーん、このような簡単な練習曲でも、いや練習曲というシンプルな形態ゆえに理論的に音楽が組み立てられているゆえに、理論を理解して行くことも大切なことのようです。やはり、感覚だけで楽器演奏を身に付けるのはかなり難しそう(それができるのがきっと本当に才能がある人なんでしょうね)。

ベートーヴェンのトルコ行進曲は、そろそろ取り組み始めて2ヶ月が経過。少しずつ進めているとはいえ、通しでなんとか格好がつくようになった(=音程通りの指の運びを理解した)のは3週間前で、そこからはどう上手く弾くかというステップに入ってきています。未だに手の動きが大きいところは詰まったり、間違った鍵盤を押してしまったりというのは、初心者の僕には仕方ないところ。まあ、ここは「あるべき姿がわかっていてできない」ところであって繰り返し練習するしかありません。問題は前回指摘を受けた、本来スタッカートの音を伸ばして覚えてしまっていたところを修正するところ。前回からの2週間、家での練習でこの部分の修正にかなり集中したものの、なかなか悪癖が抜けない。それどころか、スタッカートで弾くことに気を取られすぎて、全体のリズムがうまく取れなくなること多数。なんだか以前よりもつっかえるところが増えてしまっている(=より弾けなくなった状態)に感じて、自分でイライラし始めていました。うまくうかないところにイライラしながら練習するとますますうまく弾けないし、弾けても雑になってしまう。ピアノ(というか楽器演奏全般?)というのはメンタルがかなり重要であることを実感し始めてきました。今まで練習したらした分だけ上達していたのに、自分で混乱し始めてきたわけです。これが所謂「壁」というやつでしょうか。

レッスンで弾き始めた当初はやはりグダグダで、しかし2回目に通して弾いてみると、あれれ、結構上手く弾けるじゃないですか。家で練習しているときよりも集中力が高まっているせいかもしれません。先生もこれまでにないくらい「すごいですね。だいぶ弾けるようになってますね」と褒めてくださる。それはもちろん嬉しいんだけれど、あまり実感が湧いていない。なぜならYouTubeにあるこの曲の演奏(ほとんどが小学生以下のもの)と比較して全然上手く弾けていないから。僕は仕事でも褒められたら即喜ぶタイプではなくて、自分で上手くやったと思えた上でないと喜べないタイプで、この曲も自分のイメージにはまだほど遠い形にしかなっていないからあまり喜べない。それでも先生がそこまで言ってくれているということは、この2週間練習してきて、それなりに上達しているということなんでしょう。

今回は、前回指摘を受けたところとはまた別のところでスタッカートが十分でないところの指摘を受け、全体にもっと行進曲らしい躍動感が出るようなアドバイスを受け、その通りやってみると、より引き締まった、それでいて軽快でチャーミングな曲に聴こえるようになるではありませんか。音の切り方をコンマ数秒短くするだけのことなのにこんなに音楽として違って聴こえてくる。いやあ、音楽って本当に面白い。ピアノって奥が深いですね。

ちなみに、YouTubeでいろいろ聴き比べてみると、音の強弱はともかく、音の伸ばし方、切り方は結構まちまちで、人によってかなり違います。恐らく、先生によって教えるポイントが違うんでしょう。技術的なことだけでなく、先生の曲の捉え方で演奏の質がまったく違ってくる、ということなんでしょうね。よく、プロの演奏家でも「◯◯◯に師事した」とバイオグラフィに書かれていますが、単に有名な先生に教わったという肩書的なものだけではなく、大きな意味があるんだなあと思い始めてきました。

今回までのレッスンの教訓
●上手くなっていないと自分で思っていても練習していればそれなりに身に付いている
●音楽理論を理解できればより早く演奏が上達する(上達しそう)
●左手5番(小指)で黒鍵を弾くときは指単独で押そうとすると無理があるので手全体で指の腹で押してしまっても良い

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