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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第51回

(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としています)

チェルニー Op.599-No.17から。3度の重音が連なるこの曲、言い換えると右手の、1番+3番、2番+4番、3番+5番の組み合わせが連なる曲ということ。1番+3番 ⇔ 2番+4番の移行はさほど苦もなくできるようになった。ところが2番+4番 ⇔ 3番+5番の移行が難しい。どうしても3番+5番のときに一番自由に動いてくれない4番(薬指)が動きを妨げれしまう。この2週間練習してもスムーズにできず、曲としての格好を付けるために無理やり型を作って手首を上下させてなんとか譜面通りの音が出せるようになってはいたんだけれども、そこは当然自分でも無理やり感があることがわかっていて、結果的にそこの打鍵がマルカート(音の一つ一つをはっきりと)になっていることを先生からも指摘されてしまいました。この部分は引き続き練習しましょうということになって、次の Op.821-No.4の譜読みへ。

右手のみ、左手のみで一通り通してみると、Op.599-No.17のような指の動かし方の難しさは感じない。先生にその感想を伝えると、「そうですね。指使いは難しくないです。この曲のポイントは左手を強めにパタパタさせずに右手とうまくバランスさせるところです」と言われ、なるほど左手が強くならないように通すことがかなり難しそう。これも、ひたすら練習してがんばるしかありません。

リトルピシュナ46番、左手のみの練習。これまで進めていたのは18小節まで。ときどきミスタッチしながらも通して、弾きにくそうにしているところを先生に指摘していただく。やはり、黒鍵の間お白鍵に指をねじ込むところで、ミスタッチしやすく、運指のスムーズさを欠いてしまう。特に4番(薬指)がその黒鍵の間の白鍵のところ入るところでそれが顕著に。ここで、手首の位置、角度を動かすとスームズになるとのアドバイス。動かすと言っても手首のところではなく、肘から動かすところがポイントで、なるほど、そうしてみるとだいぶ弾きやすくなりました。このやり方を意識して更に練習を継続しましょう、というところでこの日は終了。

「ワルツ・フォー・デビー」は、いよいよ終盤へ。進めたのはたったの2小節。でも、指の動かし方が難しい。この曲全体に言えることですが、例えばベートーヴェンの曲のように法則性がなく、とにかく指の使い方のバリーエーションが多く、譜読みを進めれば進めるほど、新しい指使いが増えるところはジャズならではという感じ。残すところ最後の3小節だけながら、そこに進めないくらいなかなか頭に入ってこないんですが、あせらずゆっくりやっていこうと思います。あと、この曲は左手でずっとリズムを取り続けて行くんですが、強弱のメリハリによって全体の印象が大きく変わることも教えていただきました。

今回のレッスンまでの教訓
●フォルテでないところを強く打鍵してしまう=指が動いていないから。
●スムーズな運指のために手首の位置、角度を動かしても良い。
●左手の強弱のポイントも意識せよ。

漸く足元に目を向けるようになってきた

コールハーン201906


僕はもともと服装に無頓着だった。要はダサかった。今でもオシャレだとは思っていないし、ファッションセンスのある人から見たら「その組み合わせちっとも良くないよ」と言われるかもしれないけれど、パッと見て「うわ、だっさい」と思われない程度の身だしなみはするようになったんじゃないかなあとは思っている。

服装はとても重要で、相手に与える印象に大きな影響があるのは言うまでもないこと。高価なブランド物や尖ったデザインの服を着れば良いというわけではなく、年齢相応のシンプルなデザインでサイズ感が体型に合っていればとりあえず十分、というのが僕のスタンス。あとは手元にある服をうまく組み合わせることができればそれで「うわ、だっさい」は回避できるものではないかと思っている。

なんて偉そうなことを言っていますが、こう言えるようになったのは妻のおかげです。特に年齢相応の服という観点が僕には薄くて、今まで通りの好みの服を単純に選んで結果的に若作りになってしまうことが往々にしてありました。そんな点を含め、最近になってようやく自分なりにある程度選べるようになったような気がしています。でも、まだ自信がないのでよく妻に最終チェックしてもらっていますが。

身なりに気をつけるようになったと自分で思えるようなってきた昨今、しかし、まだ軽視しているのが靴。もちろん、みすぼらしい靴を履いているわけではないけれど、あまりデザインに気を使うこともなく、服との組み合わせて違和感がなければいいや、という程度に適当に選んでいました。ブランド物の靴には興味がない、というか特に突出したデザインというわけでもないのにアウトレットでも最低50,000円から、という値段相応の価値をあまり感じないのです。もちろん、そのディテールのデザインが全体のイメージに影響をもたらし、そのブランドの価値が宿っているということなのはわかっているのですが。

僕が靴のデザインで唯一気にしていたのがソールが白い靴を選ばない(ソールがダーク系の色を選ぶ)ということ。これ、別に信念とかポリシーとか深い考えがあるというものでもなく、単純に白いソールの靴は子供っぽく見えるのではないか、というのがその理由でした。その掟を破って数年前にコンバースのスニーカーを買ったのは、カジュアル感丸出しの選択は、これはこれでドレスダウンとしてアリかなと思ったからで、白いソールを受け入れていたわけではありませんでした。

ある日、普段着のときに、ソールが白い黒のジョギング用スニーカーを気まぐれで履いてみたら、あれ、別に若作りに見えないし、適度にカジュアルで雰囲気は悪くないじゃないか、と意外な発見。自分で決めつけて避けていた白ソールのスニーカーも次の選択肢に入れてみようかな、と考えが変わりはじめたのです。

それからアウトレットで見つけたのがこのコールハーンのスニーカー。

白いソールは、ともすれば軽々しくて安っぽい印象を与える可能性があるため、50代が履く靴としては全体に質感があることが望ましい。コールハーンの靴は、カジュアルなムードと質感、良いデザインがうまくバランスしているように思える。スニーカーに何万円も使う人の気持ちが理解できなかったんですが、こんな靴なら納得です。しかも、軽くて履き心地がとても良いという機能面でもスグレもので、靴を履くことで気分がアガるようになってしまいました。もちろん、50代に相応しい質感とデザインの靴を作っているメーカーは他にも沢山ありますが、コールハーンは、アウトレットで買えばそれほど高すぎるというほどではなく、アウトレット専用品(コールハーンのアウトレット店舗は基本アウトレット専用品を置く)であっても正規点商品と比べて質が落ちる感じがないところも良いところ。

ファッションは実は靴を見ればわかる、という意見があります。靴は外見で最初に目に入る部分ではなく、足を保護して歩きやすくするという機能が求められる部分も大きいため、無難なものでいいや、となりがち。だから靴を見ればどこまでファッションに気を遣っているかがわかる、という意味なんだとか。身だしなみポイントとして、これからはもっと考えて靴選びをして行こうと思います。

ピアノ・レッスン 第50回


(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としています)

はじめに、前回録音した「月光」第1楽章を自分で聴いてみての所感から、改善点の相談をしてみる。課題と感じたのは、右手5番でほとんどが弾かれる主旋律が、全体に沈んでしまって聴こえてこないところ。右手は小指以外はアルペジオを刻み続ける中で、小指の音だけを浮き上がらせないと曲の主旋律綺麗に浮かび上がってこない。がんばって小指の音を強めようとすると力の入れ方が偏ってアルペジオが乱れてしまう。これは、弱く弾いていたつもりのアルペジオが、小指打鍵の直後は弱くしきれていないからであることを教えていただく。あえてアルペジオを大げさに弱く弾いてみると、なるほど確かにその通り、メロディが浮きがってくる。

と、原因がわかればあとは調整するだけかというとそう簡単ではなく、曲全体でアルペジオ部の弱音を徹して弾くのが今の自分にはまだ至難の業。またしても弱音弾きの難しさに直面してしまうことに。また、アルペジオ部すべてを弱く弾けばそれで曲がうまくまとまるかと言うとそうではなく、出していって良いところは出さないと曲が崩れてしまう。音を出していって良いところと、しっかり弱く弾かなくてはならないところを明確にして、それぞれ意識できるようにならないと、上手く聴こえるようならないということがよくわかりました。いやはや、曲を仕上げるのは難しいものです。ピアノを始めて2年の51歳という観点でいうと、今のレベルでも十分じゃないかと先生は言ってくれていますが、せっかくここまで来たんだから表現をもう1ランク引き上げたいと思っています。というわけで、今後も自主練は継続です。

チェルニー Op.261-No.33。右手で1番の音を軸に3番5番の重音と、2番4番の重音を交互に繰り返す曲が難所。前回レッスンからもっとも時間を割いて練習してきたおかげで、3番5番重音時に一緒に4番が降りてしまうという、いかにも初心者的な指の動きはなんとか回避できて、合格印をいただく。それでも4番は鍵盤にときどき軽く触れてしまうところまでは解消できていません。

次の練習曲は、チェルニー Op.599-No.17。

チェルニー Op599-No17

この曲も右手の重音が連なる、先生でも気を遣うという初心者には難しい曲。1番3番、2番4番、3番5番の組み合わせの重音を柔軟に連ねて進めなくてはなりません。ここで難しいのは3番5番の重音のときで、5番の指が降りていかないので音が出てこない。ここは、まずは音の連ねるところは横に置いておいて、3番5番を上からスムーズに落とす練習をすることをアドバイスいただく。左手は2種類の和音のみなので、右手をひたすら練習する曲、ということで次回レッスンまでの課題に。これも結構がんばらないと上手く弾けそうにありません。

次は前回レッスンでは採り上げなかったリトルピシュナ46番、左手のみの練習。黒鍵の間に指をねじ込むところでミスタッチをするところは相変わらず、そして下りの返しのポイントで親指の打鍵位置が狂うところがときどきありがならも、スピードが上がってきて「初心者でここまでのスピードで返せる人はなかなかいないですよ」とお褒めの言葉をいただく。下りの返しで音を外すところは、慎重に弾くと精度が上がるので、ここは集中力が課題なようです。引き続き精度を上げなくてはならりませんが、徐々に上達していることを自分でも感じながら、更に4小節進めてみる。また違うバリエーションの指の動きを要求されて、難易度が更に上昇。これも粘り強く練習して行きたいところです。

「ワルツ・フォー・デビー」は、前回譜読みしたところの確認。読み間違えが数箇所あって、その修正。それにしても「月光」と違って音の法則性がなく、ジャズというのは本当に弾きにくいと実感します。さらに4小節譜読みを進めてこの日のレッスンは終了。

今回のレッスンまでの教訓
●録音は自分の課題を発見するために有効な手段
●重音練習は、曲を弾こうとする前に短いフレーズからコツコツとやった方が良い
●下りの返しの部分を流してしまうと精度が上がらない(初心者が「流す」という横着をしてはいけない)

9回目の結婚記念を祝う

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気がつけば9回目の結婚記念日。

去年と一昨年はホノルルで結婚記念日を迎え、その前は銀座の「タテルヨシノ」でお祝い、その前はプーケットで祝っていて、さて今年はどうしようかと思案。

そもそも、独身時代の僕は衣食住の衣食にはそれほど興味がない男でした。一方の妻は、美味しいものに目がなく、30代後半まで友達と美味しいレストラン巡りをして、食を謳歌していました。

妻と出会ってから4ヶ月、最初の僕の誕生日に、妻がオススメするフレンチ・レストランに招待してくれたのでした。それが五反田にある「おはらス」というレストラン。ミシュランの★をもらったこともある、ご夫婦で営業しているこじんまりとした素敵なレストランで、初めて味わうフレンチに「こんなに美味しい料理がこの世にあるのか!」といたく感動したことを思い出します。

それ以来、足が向かなかったんですが、いつかもう1度行こうと妻と言っていて、そうだ、今年のの結婚記念日は「おはらス」にしよう、とおよそ10年ぶりの再訪となったというわけです。

その間、結構いろいろなレストランに行って僕も結構口が肥えてきたし、妻がプレゼントしてくれた初めてのフレンチの思い出が美化されてしまっているかもしれないこともあって、楽しみと不安が半分で店に向かったのですが、今回も変わらぬ美味しい料理に大満足。

「おはらス」は、メートル・ドテルでドイツ人の奥様だけがテーブルを回していらっしゃることもあって、例えばグラスが空になるとすぐにテーブルに来てくれるなど、上げ膳据え膳的なサービスを求めると高い点数はつけられないし、ワインもグラスだと種類が選べないなど、グランメゾンのような高級感や様々な選択肢が用意されているわけではありません。

でも、グラスワインは赤も白もお値段は控えめで高品質、ボトルは結構揃っていてボルドーの1級シャトー銘柄はレストランとしてはリーズナブルな値付けがされています。料理は、インパクトの強さや、奇をてらったところはなく、オーソドックスかつシンプルで、ほんのり家庭的なムードが漂っているところがこのレストランの良いところ。コースメニューもワインもリーズナブルなので敷居が高くないのも良いところです。

妻と出会ってから10年で、楽しい思い出話にも花が咲くディナーで、それも料理の味を底上げしたかもしれません。料理もワインも、それじたいの美味しさもさることながら、誰とどこで、どんなときに味わうかというのは大事な要素とはよく言われることですが、なるほどと実感できる、9回目の結婚記念ディナーでした。次は10年も開けずにまた行きたいと思います。ごちそうさまでした。

ブラッド・メルドー・トリオ 2019年日本公演

メルドー201906


2019年6月1日、国際フォーラムCホールにて、ブラッド・メルドー・トリオのコンサート。

ピアノ・トリオで観るのは、2006年、2012年に続いて今回で3回目で前回からは7年ぶり。メンバーはいずれも、ラリー・グラナディアとジェフ・バラード。マーク・ジュリアナとのプロジェクト、ジョシュア・レッドマンとのプロジェクトはジャズ・クラブで観ることができたブラッド・メルドーも、人気の高いピアノ・トリオとなると日本ではホールが会場となる変わらぬ人気ぶりです。

席は2列めで、メルドーを真後ろから見る形という好ポジション。過去の2回はオペラシティ大ホール、サントリーホールというクラシック専用のホールで、反響音が強すぎる感があったことを考えると国際フォーラムのCホールは、キャパシティと合わせて良い条件で、楽しみにして会場へ。

前回、2012年のときは抽象的でスローな曲がほとんどとあって、なんだか掴みどころのない演奏で、船を漕ぐオーディエンスも少なからず見かけた、少々自己満足的なコンサートだったことを思い出す。

結論から言うと、今回は普通のジャズ・ピアノ・トリオらしい演奏を楽しめる内容でした。ただし、近年のメルドーはあまり指を忙しく回す演奏を志向しておらず、かつでのArt Of Trio時代とはスタイルが変わってきていて、数曲演奏されたアップテンポの曲を含めて内向的な演奏に終始。もちろん、これはこれでメルドーの魅力ではあるんだけれど、例えば「Brad Mehldau Trio Live」の "Black Hole Sun" のような自由度の高い演奏を織り交ぜるなど、幅をもたせてくれても良かったんじゃないかな、という思いも過ってしまう。ちなみに、Twitter情報によれば、前日、サントリーホールでのコンサートはセット・リストもまったく違っていて、演奏はもっと柔らかい内向的なものだったという意見と、この日の国際フォーラムの方が落ち着いていたという意見が混在していました。

もちろん、演奏の質は高く、特に今回はジェフ・バラードの見せ場も結構あり、ジャズらしい楽しみがあって、内容について不満はちょっとした個人的な思いに過ぎません。満足した観客も多かったんじゃないでしょうか。コルトレーンの "Inch Warm" を面白く料理したり、メルドーが演奏するのは初めて聴く"When I Fall In Love" がメルドーらしいスタイルで美しく演奏されるなど、聴きどころはもちろんありました。

それでも僕は思ってしまう。このメンツでの演奏ももうだいぶ長くなり、ややマンネリ化しているのも事実だと思います。ピアノ・トリオでできる演奏スタイルはやはりどこかで限界が来てしまうもので、それはビル・エヴァンスやキース・ジャレットでも避けられなかったところ。4月に観たチック・コリア・トリオが、その時、その場での呼吸を感じさせるものだったのに対して、曲が始まるときと終わるとき以外は目配せもしない3人の、良く言えば完成された、悪く言えば型にハマった演奏だったとは言えると思います。

あと、僕自身がピアノ・トリオを素直に聴き入れる心持ちでなかったことが心の底から楽しむことができなかった理由かもしれません。

なんていろいろ書きましたが、やはりこの3人でなければ聴けないクオリティの演奏だったことは間違いなく、悪い演奏だったなんて言うつもりはありません。今後、このトリオがそういう方向に進ん行くのか、楽しみにしたいと思います。

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