FC2ブログ

Enjoy Life, Enjoy Hobby

趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第28回


旅行の都合もあり、二週続けてのレッスン。しかし、この一週間はいつにも増して激務で、前回レッスン翌日の日曜日に40分、平日は一切鍵盤に触れることができず、土曜日レッスン前に1時間くらいの練習で臨む。

というわけで、今回はこんな状況で果たしてピアノを続けて得るものがあるのか、ということも念頭に置いて書いてみます。

チェルニー Op.777 第21番は、前回に音を切るところと弱く引くところの注意点を教えてもらったので、そこに意識を集中させて弾いてみると、そこはうまく弾けているとのこと。練習時間が短くても、集中してやったところはそれなりにうまくできるようになります。しかし、曲全体のスムーズに弾く(指を滑らかに運ぶ)のは、練習不足だと難しく、フレーズの変わり目をうまくつなげることができない。それが自分でもわかっているので、次のフレーズに移ろうとするときに急ぎすぎてしまい、結果的に前のフレーズの終いを疎かにしていしまっていると先生から指摘が入る。まあ、テンポをぐっと落とせばこんなことにはなりにくいんですが、僕はある程度のテンポで弾けることを無意識で目指してしまっているので、ついつい急いだ感じになってしまうようです。

ある程度弾けるようになっていて指使いは先生としてはOKに見えたらしいんですが、やはり通して最後までスムーズに弾けるようになりたいという僕の意思を汲み取って、次回(3週間後)までに仕上げましょうということになりました。あとは、チェルニー Op.777 第22番の譜読みへ。初めて3度の装飾音符が登場し、2度の装飾音符と混在するので、譜読みからして一苦労。譜面はビジーでないのでそれほど難しくないかなと勝手に予想していたんですが、左手のワルツのリズムを規則正しく刻むところも含めて、苦戦しそうな予感がします。

ベートーヴェンの「月光は」、レッスン前の自宅練習で、全然弾けなくなっていることを確認済み。やはり5日間鍵盤に触れずにいて、脳が疲れていると弾けなくなってしまう。自宅練習である程度リカバリーしてレッスンに臨む。前回からの課題部分はほとんど練習できておらず、実質的には譜読みを進めている状況。これはレッスンが無駄です。本来は家でできることだから。とはいえ、レッスンで譜読みをすることは実は意味がなくはないです。先生は音階や理論を教えてくれるので、単に譜面を読むだけでなく、音の法則性を教えてもらうことで、覚えが早くなり、音楽理論の片鱗を学ぶこともできます。

実は、この先生の解説を加えて譜読みをして行くと、この曲の構造がとてもしっかりしていて、尚且単純ではなく、そうかと言ってわざとらしく捻っているわけでもないという曲のバランス、完成度に感心してしまう。主題の反復に入ってからも、1回めと同じ音使いと、似ているようで実はぜんぜん違う音使い・進行が入り混じって、いて一筋縄ではいかない。もちろん、ベートーヴェンが偉大なのはわかってはいたんだけど、音楽の構造がわかるとその思いが一段と強くなる。ま、こういうこともピアノを習っているからこその楽しみだと思います。

今回のレッスンの教訓
●さすがに5日間鍵盤に触れていないと初心者でも感覚が鈍ってリカバリーが大変
●練習不足のときこそ、丁寧に弾くように心がける

思ったよりずっと面倒 - 遠近両用メガネ作りの紆余曲折

メガネ201805

僕は視力が0.1ということもあり、進みつつある老眼への対処はメガネのレンズ外に目線を外す(あるいはメガネを外す)という原始的な方法で逃げてきました。とはいえ、さすがに50歳を過ぎてくると混雑した電車でスマホを見たり文庫本を読んだり(そういえば最近は電車の中で本を読んでいる人をまったくと言って良いほど見かけなくなった)するときに苦しく感じることが増えて面倒に思えてくるようになってきました。というわけでついに観念して遠近両用メガネを作ることに。

現在、普段使いのフレームとしてダーウィン(マルマン)というブランドの黒色チタンで細いフレームのものが1本、ポールスミスの茶色セルフレームのものが1本、それ以外に調光レンズでサングラス代わりとして使っているレイバンの黒いセルフレームが1本、の以上合計3本を常用しています。いずれも3年以内に購入したもので、劣化もなく、デザイン的にもまだ使えるものであるため、3本とも遠近両用レンズに総入れ替えすることにしました(度が異なるメガネを併用するのは結構キツイので)。

遠近両用メガネなんて、レンズ下部の度を弱くするだけでしょ、と安易に考えていたんだけれど、これが結構紆余曲折があったので書き留めてみました。この情報は、ネットで調べただけではなかなかわかりにくいもので、これから遠近両用メガネを作ろうという方のために参考になれば幸いです。

【まずは1本作ってみた】
まずは、メガネ屋さんに行って遠近両用メガネを作りたいという相談をしてみる。メガネはかれこれ10年くらい同じ度数で作っていて、視力が落ちているという実感もなく、日常生活でもクルマの運転でも困っているわけではないことを伝えたものの「一度、しっかり調べてみましょう」と言われじっくり検眼をすることに。結果、視力は以前より落ちていたようで、5段階上げたところ(段階は0.25刻みなので数値にすると-1.25)がもっとも遠くが見通せる度数ということになった。日本では、ピークよりも数段階度数を落とすのが一般的で、急に度数を上げると違和感が多くなることも考慮して、2段階アップ(-0.5)に留めることにする。あとは老眼部分をどのくらい落とすかというところで、手元の小さい文字を見ながら+1.50(6段階落とす)ことすることで仕様が決まった。ここまでは遠近両用メガネを作ったことがない人でも想像がつく流れ。

次はレンズ選びに入る。近視用メガネであれば、コーティングやら何やら細かいポイントはあるものの、実際には屈折率=薄さを選ぶだけで良い。僕の場合、この度数だとかなりぶ厚くなってしまうので細いフレームの場合には屈折率1.76、太いフレームなら1.60でいいかな、などと判断することになる。とりあえず1本目はフレームが太いポールスミスのフレームに従来と同じ屈折率1.60のレンズを選ぶ。しかし、遠近両用は薄さ以外のファクターでレンズにさまざまなグレードがあり、お値段もかなり違っていることが店員の説明でわかってきた。

ごく大まかに言うと、遠近両用レンズはグレードによって見え方が違うとのこと。グレードが高いほど遠くが見える近視領域が広く歪みが少ないという説明を受ける。現状、まだ老眼の度数が弱い(=遠近の度数ギャップが小さい)ことと、上位グレードは大幅にお値段が高く(最上位だと1組で10万円近く)なることから、エントリークラスで良いでしょう、ということになった。

できあがってみると、思ったほど小さい文字の読み取りが楽になった感じがしない。近視度数を2段階上げたので近くがむしろ見づらくなってしまったことがその一因。それでも目線をレンズ下部に移すとやはり手元の細かい文字は幾分見やすくなっていることを実感し、初の遠近両用メガネは機能的に満足できるものに仕上がった。

【もう1本をネットで作ってみる】
以前の記事で、ネットのショップでレンズを入れると旧来の街のメガネ屋よりもかなりお安くメガネを作ることができると書いたこと(http://buhaina.blog.fc2.com/blog-entry-206.html)がある。今回検眼しなおした度数の数値は入手済みなので、もう1本はネットで注文してみることにした。ダーウィンのフレームは細いので、一番薄い屈折率1.76のレンズでないと見た目がかなり悪くなる。2本のうち、こちらを後回しにしたのは薄いレンズほどネットで作るときの価格メリットが大きくなるから。

調べてみると遠近両用レンズでもネットショップなら街のメガネ屋の1/3以下とやはり圧倒的にお安い。ならばとエントリークラスよりひとつ上のスタンダードクラスを選択。同じ度数で注文して仕上がり待つ。

出来上がってきたメガネを着けてみると、なんと見え方がポールスミスに入れたエントリークラスのレンズと全然違う。グレードを上げたからより見やすくなるかと思ったら全くの反対で、むしろ見づらい。

遠近両用レンズは、レンズ中央部が近視度数に合わせたものになっており、真正面を見たときに遠くがもっともよく見えるようになっている。下部に視線を移すと度が弱くなるのは誰もが知っているところで、更に加えるなら下だけでなく上も横も端になるほど度が弱くなる。これは最初に作ったポールスミスのフレーム=エントリークラスのレンズでも同じではあるものの、スタンダードクラスのレンズで仕上がったメガネだと横目を使ったときの度の弱さが明らかで、例えばテレビを少し横目で見たりするとだいぶぼやけて見えてしまう(エントリークラスのレンズでは少しぼやける程度)。これはレンズ側方に限った話ではなく、レンズ下部に向かって度が下がるところもスタンダードクラスの方がぼやけ始める位置が早く、3メートル弱の距離から100インチスクリーンで映画を見ていると視界下部に来る字幕が少しぼやけてしまう(エントリークラスではほとんどぼやけない)。要はスタンダードクラスの方が近視度数のスイートスポットが全体に狭く、目線が中央から外れたときの遠方のぼやけ方が大きくなってしまう。

これはレンズの仕様以外に何か問題があるのではないか?と思い。最初に遠近両用レンズを作ってもらったメガネ屋さんに相談してみた。

作った2本のレンズのフレーム共に、最近のデザインに多い、やや丸みを帯びたスクエア形状で面積も余裕があるもの。レンズの形状や面積がまったく違うというほどではなく、それが見え方の大きな違いになっているとは考えにくい。

ポールスミスのセルフレームは鼻バッドがフレーム直付けなのに対して、ダーウィンのフレームは曲線の延長部分を介して鼻パッドが付いているため、目とレンズの距離が少し遠くなる。遠くなると目線を横にずらしたときによりレンズの端を通して見ることになるのでボヤけやすいのではないか、ということで、フィッティングを調整して目とレンズの距離を両者で近づけてもらうと多少は良くなった。しかし、構造が違うフレームでレンズと目の間の同じ距離にするのは無理があるし、根本的には改善されていない。あと、PD(瞳孔間距離)が2ミリ違っているとのことでネットで作ったレンズの方が左右で1ミリずつ中心が内側寄りになっていて、その影響があるかもしれないとの見解をいただいた。

【レンズの仕様違い】
今度はネットショップにPDの違いによる影響を質問してみる。しかし、PD 2ミリの違いではそこまでの影響は考えにくいとのこと。そこでレンズのメーカーに問い合わせて調べてくれることになった。

ここまでの話、実はエントリークラスと書いてきたレンズはセイコー製のヴィジオDSという製品で、スタンダードクラスと書いてきたのは同じくセイコー製のパシュートNVという製品。ヴィジオDSはセイコーに限らず累進レンズ(端に行くほど度数が連続的に緩くなってゆく現在一般的な遠近両用レンズ)の中では特殊な設計で、レンズのアイポイントがレンズの水平線の2ミリ上方に設定されており、水平線から2ミリのところでは累進帯(度が低くなる)が発生しない、要は横目で見たときにスッキリ遠くまで見えるレンズであることが判明。パシュートNVを含む他レンズのほとんどは累進帯が4ミリに設定されていおり、横目で見たときにアイポイント位置から累進帯(端に行くほど度数が下がる)と見える傾向にあるらしい。

メーカーのWebサイトの説明は視界の歪みが少なく遠用視野がクリアに広く見えるアピールすることに重点が置かれていてようで、説明とイメージ画像だけを見ているとエントリークラスよりもスタンダードクラスの方が優れているんじゃないかという印象を受ける。でも、僕は歪みはほとんど気にならないためスタンダードクラスのメリットがあまり感じられず、側方視界の見通しを重視した場合、今回選んだエントリークラスのヴィジオDSの方が見やすいことがわかった。実はWebサイトをよく読むとヴィジオDSの説明には遠用視野が広いことが確かに謳われており、僕が感じた通りのことが説明されている。しかし、他のレンズを含めてWebサイトにあるイメージ図はどれも側方の視界が広く見えるように読める(良くないとは書かないでしょうね)説明ばかりで、これまでに遠近両用レンズを何種類も使って試した人でもなければ高いレンズを選んでおけばより見通しが良いだろう思ってしまうような気がする。

メガネ屋にあるレンズカタログの説明も似たようなもので、自ら遠近両用レンズを使用している店員の説明もそれを補足するほどのものはなかった。見え方がどのようであってほしいかは完全に個人の好みであり、側方視界は重要ではなく、近視領域が狭いパシュートNVの方が近くが見やすいから良いという人もいるはずで、どのレンズが使いやすいというのは一概には言いにくい。

ちなみに、メガネ屋の店員さんはかなり親身になって話を聞いてくれて、フィッティングをあれこれ試してくれて、とても良く対応してくれた。ベテランで知識もそれなりにあるように見えた。それでもレンズ製品ごとの特性までは把握しきれていなかった。レンズ製品ごとの特性にバリエーションが多いと、踏み込んだ知識を持っている人は少ないのかもしれない。

今の僕はこれまで使ってきた通常の近視用メガネが基本状態で良く、視線を下にズラしたときに近くが見やすくなってほしい、という希望だったので、その特性に近いエントリークラス(ヴィジオDS)が一番合っていたことになる。結局、ダーウィンのフレームもエントリークラス(ヴィジオDS)に作り変えてもらったところ、ほぼ同じ視界(それでも目とレンズの距離が広いので若干側方視界はボケる)になり、ようやく自分の望んだ遠近両用メガネが2本揃うことになった。

【調光レンズはどうだったのか】
残る1本の調光レンズは、これまでと同じエクストラアクティブという調光機能の製品を選び、その場合にはセイコーではレンズの商品が用意されていない。よって、昭和光学製のスマートSPというレンズを入れることになった。これはアイポイントが水平線から4ミリ上方の仕様のレンズになる。ならば、横目で見づらかったセイコーのスタンダードクラス、パシュートNVと同じように側方遠方視界が悪くなるはず。ところが仕上がったものを装着すると、これがまったくそんなことはなく、側方視界もスッキリ見える。ポールスミスのフレームとヴィジオDSの組み合わせと同じように、下を覗き込んだ場合以外は、どのように視線をずらしてもあまり度の低下を感じない。

こうなってくると、近視度数の視界の広さは単にアイポイント位置の設定だけで決まるものではない、ということになってくる。

【まとめ】
遠近両用レンズは、同じ度数の仕様で作っても視界は大きく異る、ということが実際に複数のレンズで作ってみてようやくわかりました。セイコーのヴィジオDSとパシュートNVをしばらく併用していたとき、パシュードNVの側方視界がかなりボヤけて見えたのはストレスを感じるレベルの差異で、併用は厳しいと判断して、ヴィジオDSに統一せざるを得ませんでした。遠近両用レンズでどんな視界を望むか(側方視界が遠くまで見通せた方が良いのか、それでも良いから近くが見やすくなった方が良いのか)によって、その人にとっての最適なレンズは、グレードや値段に関係なく違ってくるようです。尚、ネットの情報によると度が強くなると歪みが増えるようで、そうなるとグレードの高いレンズのメリットを感じやすいのかもしれません。僕はエントリークラスでも歪みはまったく気になりませんでしたが・・・。

また、フレームが違えば、目とレンズの距離、目がレンズのどの高さに位置するのか(アイポイント)も当然違ってきます。似たようなフレームの形状であっても、鼻パッドの位置はそれぞれ異なり、レンズの形や面積が微妙にそれぞれ違っていて、フレーム構造に由来する不確定要素、それによる視界の違いは小さくないでしょう。セルフレームのものは目とレンズの位置が近くなるため近視度数領域が広くなる傾向はあると思います。あとはレンズの特性で遠用視野が広いものを選ぶと、近視用メガネに近い(違和感のない)見え方になりますが、どのレンズが該当するかは体験に基づいた知識のある人にアドバイスしてもらわないと有用なものにならない可能性が高いところが難点です。

1万円以下でレンズとセットのメガネを販売しているショップが増えた今、3~5倍の値付けをしている旧来のメガネ店は、レンズごとのサンプル、各種フレームを用意して、ユーザーに合ったメガネ選びを提案できるようにしてほしいものです。高齢化社会が進む中で必要なサービス、かつ高くても選んでもらえるお店となるためにサービスの充実が必要ではないかと思いますが、いかがでしょう?

ピアノ・レッスン 第27回

GWは半分くらい休めたものの、空けて1週間はほとんど練習できず、レッスン当日に1時間くらい練習してみると、最初はまったく指がついていかずに「やはりダメか」と思ったものの、10分くらい弾いているうちに感覚が戻ってきました。初心者レベルだと、練習不足でも劣化はそれほどでもないようです。もちろん、向上もしませんが。

チェルニー Op.777 第21番は、フレーズに切替部がスムーズに行かないのは練習不足故に仕方ないところ。指の動きじたいはまずまずで今回の課題部分にあたる前半部分は弾けていると先生は言ってくれました。予習しておいた後半部分はまだまだで、この後半部分が難しい曲でもあるので、丁寧に教えていただく、ポイントはやはり音を続けるところを切るところ、強弱の付け方。とりあえず、譜面通りに音を取るところだけに注力してきたので、そのあたりはかなりメロメロ。音をつなげるところと切るところを意識すると、これが全然思うように行きません。最後の小節でスタッカートで軽やかに終えるこの曲ですが、その軽やかさを出すために、打鍵のあとに手をふわっと浮かせる感じで、と教えていただき、その通りに演ってみると綺麗な表現にまとまります。プロの演奏を見ていると、時に格好をつけて手を大袈裟にふわっと浮かせているかのように見えるところがありますが、あれは単に格好をつけているわけではなく、表現のための必然だったのだとわかります。先生曰く、打鍵だけでなくその鍵盤の上方の空間まで手を使うことは弾き方として大事なこととのこと。なるほど勉強になりました。

あと、一応OKを出してもらった前半部分も、テンポをもう少し上げたいと申し出ると、全体をダラッと繋げないで1小節を2塊で進めるように意識すると良いとアドバイスを受け、やってみると確かにスムーズに引けそうな感じになりました。ここももう少し練習したいところ。

ちなみに先生は、曲全体をスムーズにつなげて弾けることはあまり重要視しておらず、前述のような音の長短、強弱をうまく表現できるかを見ているようで、そこができていれば合格点を出してくれます。でも、この曲はうまく通して弾けるようになりたい。なぜなら、この曲はこれまで練習してきたどの曲よりも後半の盛り上がり方がカッコいいから。カッコよく弾けるようになりたいので、少々時間をかけてもいいから練習して仕上げたいと思っています。

課題曲「月光」は前回から宿題になっていたところを弾いてみる。この部分、単純な繰り返しでなく音がどんどん展開していくので覚えるのが大変なんですが、法則性がある(ベートーヴェンの時代の曲は形式がしっかりしている)ので、それがわかればわりと上手く音は取れるようになります。先生は「和音の勉強とかしてきたわけじゃないのに正しく音を取れていてますね」と感心のご様子。褒められて悪い気はしません。

次回は通常と異なり、翌週がレッスンで、仕事が立て込んでいるのでたぶんあんまり練習できそうにありません。もっと練習して完成度を上げたいんですが、やれやれという感じです。

今回のレッスンの教訓
●テンポを上げてスムーズに弾きたいときは、分割してスムーズに弾きそれをつなげる感覚で。
●スタッカートを綺麗に弾くときは打鍵後に手を上方に柔らかく浮かせると上手く行く


ラ・フォル・ジュルネ 2018

今年も行ってきました、ラ・フォル・ジュルネ。

以前ほど楽しみにしているわけではないものの、それでもゴールデンウィークならではの賑わいに身を置きたくなってついつい参加してしまうこのイベント。

今年は2つの公演を鑑賞。

5/4(金)
【1】
指揮:ラルス・フォークト
演奏:ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
演目:
・モーツァルト:オペラ《ドン・ジョヴァンニ》K.527 序曲
・ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲 ニ調
・モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」

【2】
演奏:アルク・トリオ(依田真宣vl、山本直輝vcl、小澤佳永fp)
演目:
・ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 op.8
・トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第2番 ロ短調 op.76

へえ、ラルス・フォークトって指揮もやっていたのね、という軽い驚きを覚えつつ、名前も知らないオーケストラを聴く。だいたい察しがつく通り、このイベントに出ているオケがずば抜けた演奏ができるというのは考えにくい。それでも、演奏に傷もなく、アンサンブルは良好。快速テンポの「プラハ」第3楽章は木管がやや乱れたりはしていたものの、しなやかな美音の表現(特に「プラハ」の第2楽章)はなかなかのものでエリザベス女王からロイヤルの称号をいただいたというのも頷けるものでした。ほとんど聴く機会がないストラヴィンスキーの協奏曲の独特の響きを楽めたのもなかなか貴重な体験だったと思います。

ただ(少々いやらしい物言いになってしまいますが)、知名度も評価も高いオケを既にだいぶ聴いてきた今となっては、このくらいの演奏では特に感銘を受けたとまでは言えないところ。で、ふと思い出しました。2年前にラ・フォル・ジュルネでオケを聴くのはやめて、普段聴かない室内楽などを聴こうと決めたのでした。でも、昨年は一度も生演奏で聴いたことがないラヴェルのボレロとシベリウスのヴァイオリン協奏曲というプログラムに惹かれて、オケを鑑賞、好きな曲だったせいか結構満足できたので、2年前に決めたことを忘れて、今年はオケの、さほど好きとまでは言えない曲のプログラムを取ってしまったというわけです。

2つ目の室内楽は、なかなか良かった。普段聴かない曲をじっくり味わうという意味でやはり生演奏は良い。室内楽の演奏レベルについてはまだあまりわかっていないということもあり、演奏家のことを知らなくても楽しめます。ショパンのピアノ三重奏は18歳のときに書かれたもので、完成度はほどほど、垢抜けしておらず、ショパンらしい哀愁もそれほど前面に出ていない曲で、それでもじっくり生で聴いてみるとなかなか良い曲じゃありませんか。わかりやすい、スペインのテイストが横溢しているトゥリーナの曲は、馴染みがなくても楽しめるもので、これも面白く聴くことができました。

「題名のない音楽会」で本場フランス、ナントでのラ・フォル・ジュルネの様子を紹介していて、来場者へのラ・フォル・ジュルネの魅力は?との質問に多くの人が「普段聴かない音楽を聴けるから」と答えていました。クラシックが基本のイベントではあるものの、ナントではジャンルに囚われていないプログラムが多数あるようで、こういったプログラムを楽しめるのがこのイベントの本来の面白さなのかなと改めて思いなおすことに。また、普段はクラシックを聴かない人もナントでは少なからず来場しているようで、ジャンルに囚われない「音楽好きな人」の層の厚さがこのイベントを支えているように見えました。

一方、日本ではクラシックが基本のイベントというだけで間口が狭くなってしまっていて、それはクラシックという音楽が生活にどれだけ浸透しているかの違いを、また音楽好きの層の薄さ(以前から書いている通り、日本は音楽が好きな人が少ないこと)を示しているようにも思えます。日本のラ・フォル・ジュルネは気軽にクラシックを楽しむイベントになっていて、それはそれで良いと思うんですが、音楽を幅広く楽しむという志向はあまりないように思えます。

僕もクラシックをカジュアルに楽しむイベントとしてこれまで接してきたわけですが、プログラムを良く眺めてみると、例えばバーバラ・ヘンドリクスのプログラムなんてなかなか面白そうで、来年からはもう少し視野を広げて、クラシックに縛られず、普段聴かない音楽を探ってみようと思います。

ラ・フォル・ジュルネの日の夕食は恒例のVIRONでのディナー。なぜかお決まりの流れになっていますが、いつ来て、何を食べても美味しくて、今回も大満足の1日となりました。このGWも仕事に追われている中、精神の健康を保つためにこういう1日を持てることはありがたいことです。

VIRON2018-1
VIRON2018-2
VIRON2018-3

該当の記事は見つかりませんでした。