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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

ピアノ・レッスン 第26回


(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としていますが、ご同好の方の参考になればと思って書いています)

相変わらず、仕事に追われて練習時間不足の今日このごろ。今回はこれまでにないくらい疲労を感じながらのレッスンとなってしまいました。

ちなみに、拙宅の練習機、ヤマハNU1は打鍵音が大きく、導入当初に12時過ぎまで練習していたらマンションの掲示板に「夜中に人が歩いているか物を床に落としているかのような騒音がする」と張り出されたことから、遅くとも22時には使用をやめることにして、一旦掲示は取り下げられました。それでも22時以降にも練習したいという思いがあり、打鍵音が響かないKORGの、ある意味ピアノのタッチを本気で目指していない(=打鍵音がほとんどない)電子ピアノを別途購入して、22時以降はそれで練習するようにしていたんです。

しかし、そのKORGで最近は1時過ぎうらいまで練習していたら、また同様な掲示が出てしまい、深夜の練習ができなくなってしまったため、更に練習不足になっているというわけです。恐らくクレームの主は階下の方だと思いますが、まさかKORGでも響いていたとは思いもよらず本当に申し訳ないことをしたと思っています。自分で打鍵音を確認した限りでは自室の部屋でも気にならなかったでの大丈夫だと思っていたんですが、さすがに深夜だと響いてしまうんだと思い知りました。

それはともかく、チェルニー op.777 第20番。練習をあまりできていなかったので、途中つっかえながらの進行。それでも先生は修了の判断でした。先生はつっかえずに流れて弾けることを重視しているわけではなく、ポイントとなる指使いができていれば良いようで、それゆえの合格印。前回指摘があった左手が強すぎる点を克服していたことと、右手の柔らかく、弱く弾くポイントを押さえることができていたのでOKという判断だったようです。次の第21番の譜読みとポイントを教えていただたところでこの日は終了。

「月光」は前回からまったく進んでおらず、これまで練習してきたところの再確認。譜面通りに右手の指を残すことができていなかったところを指導していただく。それから36小節目からの下降メロディの譜読み。譜読みは本当は家の練習でやっておきたかったところですが、この複雑なメロディの展開を疲れている中で覚えていくのが至難の業で、練習時間が取れない中ではどうしようもありません。

今は仕事優先で少しずつ進めるしかないところが悲しいです。

今回のレッスンの教訓
●練習曲は通してスムーズに弾けることよりも、指使いのポイントを押さえればOK(らしい)
●疲れているときは欲張らずにポイントを絞って練習するのがいいかも。

ピアノ・レッスン開始からちょうど1年経ちました


尚、今日でピアノレッスンを初めてからちょうど1年が経過しました。

49歳にしてピアノを習い始めた経緯は(http://buhaina.blog.fc2.com/blog-entry-297.html)で書いた通り。そしてレッスンに通い始めてからちょうど1年が経ち年齢も大台(50歳)に乗りました。

それまで、楽器なんて何一つできず、演奏という行為そのものにまったく縁がありませんでした。音楽への愛情については人後に落ちないという自負がありつつも、聴く専門の受け身で音楽と向き合ってきた、リズム感もなく、ひと目で手の固さを指摘されるほど適正のなさそうな50歳前の男がどこまでできるのか、という客観的目線含みの興味で始めて1年が経過。もちろん、楽器を弾けるようになれたらいいな、という憧れが第1にあったことは言うまでもありません。

[音への感度が上がった(ような気がする)]
以前は、知っている曲のメロディを辿ってみようと鍵盤に向かって触れてみたところで、実際の音程と合っているかサッパリわからなかったんですが、いくつか鍵盤を探りながらやっていくウチに辿り着くことができる場合が多くなってきました。例えば、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を聴いたあとに冒頭の部分だけ弾いてみたいなというときに、鍵盤に指を這わせているうちに正しい音を探り当てることができたりしたこともありました。それが何の役に立つの?と言われると返す言葉がありませんが、音への感度は上がっているように思います。

[ピアノ演奏の聴き方がわかってきた(ような気がする)]
これまでジャズやクラシックを聴いてきて、ピアノ演奏で感銘を受けたことがなく、聴く行為においてピアノという楽器、楽器演奏の素晴らしさがまったくと言って良いほどわかっていませんでした。ピアノという楽器は音程だけでなく、鍵盤を叩く強さで音の強弱を作ることができることはほとんど人が知るところですが、鍵盤を押す強さ、押し方、離し方で、ひとつの鍵盤だけでも実に幅広い音色を生み出すことができるということが今の時点である程度わかるようになってきました。同じ強さでも指を置く/離すスピードが違うと音色が違ってくるし、タッチによって澄んだ音も濁った音も出すことができる、というのは実際にピアノに触れてみないとなかなかわからないところです。

この体験を元に、CDやコンサートで一流のピアニストの演奏を聴くと、単に指が流暢に回るだけでない彼らの表現の凄さの片鱗がわかるようになってくるわけです。テニスをある程度やっている人が、フェデラーやジョコビッチの技術が雲の上のものであることを実感しているのと同様、たとえ触り程度のピアノ体験であってもピアニストの凄さがよりわかるようになったのは嬉しいところ。

聴き手としてピアノ面白さが今ひとつわからない、という人にとって、ピアノを習うことは視野が広がること請け合いです。

[上達した(ような気がする)]
右手を一度くぐらせて白鍵でドレミファソラシドとゆっくりやっていた1度目のレッスンで、チェルニーにすぐに着手し、早くも左手のコードを弾くことを要求されて手が吊りそうになるところからはじまった1年前から、上達したのか?もちろん、最初の最初と比べたら上手くなりました。でも、特別な音楽才能があるわけでもないので、こんなに弾けるようになった、という実感はありません。月に2回程度のレッスンで1年やったくらいでそこまでなれるはずはなく、それにそんなに簡単では面白くないでしょう。

指を動かすことが難しいのはもちろん、タッチ(表現)まで踏み込むと、まだまだ先に待ち受ける山は、高くそびえ立っているというのが実感です。ピアノは誰でも知っている通り音の強弱を付けることができることが最大の特徴で、正式名がピアノフォルテ(弱い音と強い音を出す楽器)であることもそれを物語っています。

チェルニー Op.777もピアノ習熟者にとってはイージーな曲と思われ、指をめまぐるしく回すような曲はないのですが、練習曲ということもあって、シンプルな音使いであるにもかかわらず、指の運びが難しいところが出てきます。具体的には右手薬指と小指の動作が難しい。ここは初心者が最初に壁に当たるところですが、力が入りにくい(特に薬指)ため、強弱を付けることと、8分音符、16分音符といった素早く流れるフレーズでテンポを正確に引くのは難儀です。今のところ、薬指をしっかりと使えるようになることが大きな目標になると思っています。

ちなみに、先生曰く、こんなに一生懸命練習してくる人は珍しいとのことで「月光」に取り組んでみよう、と言ってくれたのは、僕が一生懸命練習してくるから、これならなんとか形になるんじゃないかと思ってくれたからのようです。一生懸命練習してくると言ってくれているわけですが、僕はやはり曲が弾けるようになりたいと思っているから、自然にそうなっているだけなんですけどね。

指を動かす、という意味では、取り組んだ曲のひとつ、ラ・ラ・ランド「ミアとセバスチャンのテーマ」なんて、後半部分は(簡易版でも)まだまだぜんぜんスムーズに弾けません。基礎をもっと固めないと弾けるものではなく、ここはすぐには仕上がらないでしょう。

[どんな曲を演奏するのか]
ピアノの先生というのは、ほとんどの場合クラシック一筋で来た人が多く、よって、クラシックの曲以外で踏み込んだ指導を受けるのは難しいかな、と感じています。僕を指導してくれる先生も、クラシックの曲でない「ミアとセバスチャンのテーマ」では、ピアノ演奏として基礎の基礎になるところは表現も含めて教えてくれるんですが、曲を仕上げるという段階に踏み込むとしたら、あまり深い指導まではできない(踏み込んで指導しない)ような気がします。これがもしジャズの曲となると、スタイルがまた全然違ってくるのでその傾向はより強くなると思われ、ジャズ・ピアノを本気で身に付けたいと考えているなら(あまりいないと思いますが)ジャズを主戦場としている先生の指導が必要になると思います。ピアノを習い始めて、クラシックとジャズのピアノのスタイルの違いをより大きく感じるようになり、必要とされるフィーリングや技術がかなり違うとわかるようになったこともピアノを弾くようになったからこそわかるようになったとも言えます。

なんて偉そうなことを言っていますが、僕のような初心者レベルでそこが問題になるはずもなく、趣味でやる分にはクラシックの先生にジャズを教えてもらうことはまったく支障ないと思います。あくまでも本格的なジャズのフィーリングを身に着けるというレベルに到達してから、そこが問題になってくるという話です。

[練習機の電子ピアノYAMAHA NU1はどうか]
電子ピアノとしては高価な部類に入る自宅の練習機、ヤマハのNU1は日々の練習楽器としてどうか。深夜練習用に別途購入したKORGの電子ピアノと比べると、本物のアコースティック・ピアノにだいぶ近いフィーリングなのは間違いなく、タッチの練習用としては他の電子ピアノよりもずっと優れていると思います。KORGの電子ピアノだと、本物のピアノなら出るはずであろうタッチで音が出ないなんてこともあるし、以前使っていたKAWAIのピアノだと本物のピアノなら出ないであろうタッチで音が出てしまうなんてこともありました。

とはいえ、NU1でもやはり本物のピアノとほぼ同じとまでは言えないところ。それでも初心者にとってはピアノ代替機として不足はなく、かなり腕を上げて表現のディテールを詰めていこう、というレベルでもなければ十分すぎるほど疑似ピアノとして使える製品だと思います。安価な電子ピアノだと、やはりタッチの再現は難しいもので、普段の練習機がある程度本物のピアノに近いことは技術習得に有益だと思います。個人的にはカシオGPシリーズでも良かったかなと思いますが、NU1で日々練習していて、「やっぱりこれじゃあダメだなあ」と思ったことは今のところないです。

[その他]
楽器を弾く経験がまったくなかった僕にとって、自分の手から音楽が生まれるという感覚は、ものすごく楽しいです。もっといろいろな曲を、もっと思い通りに弾けるようになれば、更に楽しいと思えるんじゃないかと今からワクワクしています。もちろん、練習は大変だし、技術を上げるのは容易いことではありませんが、長く続けようと思える趣味がひとつ増えて、より人生が楽しくなったことは確かです。ピアノ、いいですよ、ホントに。

ピアノ・レッスン 第25回

(ピアノレッスンの記事は自分のための備忘録を主目的としていますが、ご同好の方の参考になればと思って書いています)

さて、もはや仕事は慢性的に忙しい状態になりつつあり、なかなか満足に練習できない毎日です。それでも0時過ぎの帰宅になったときや過度に疲れているとき以外は、20分くらいは鍵盤に触れる努力をしています。時間がないと、風呂上がりにドライヤーで髪の毛を乾かしてから湿り気が抜けるまで待っている時間に練習するなど、工夫するようになってきます。ま、練習できなくて先に進めないことにプレッシャーを感じるほど自分を追い込む必要はないんですが。

そんな状況でも、前回あら3週間あったのでそれなりには練習を積んだ上でレッスンへ。

5週間越しのチェルニー op.777 第19番。前回、左手の(特に親指が)アタックが強すぎるところ、右手16分音符の連なりで薬指と小指がスムーズに流れないところが課題となっていたところ。前者は意識で調整できる範囲だったのでクリア、後者はかなり練習したにもかかわらず、まだ幾分スムーズに行かないところがありつつも、レッスンの場である程度こなすことができてなんとか修了。苦手な指の動きのところは数週間練習したくらいでスムーズにできるようにはならないことを思い知りました。

あと、最後の2小節をスムーズに転がすのが難しいんですが、そこは前回まででどういうわけか上手くできてしまっていたので練習を疎かにしていたら、なんと今日になってみると上手く弾けなくなっていて、レッスンの場で修正。うまくできてしまうところ、即ち自然に指が正しく音程とリズムが取れているところは、しっかり弾こうという意識が薄れてテンポを上げてなんとなくサラッと流すようになってしまう。過去の経験から、このように「ここはできるところ」と思って手抜きをしていると取り組んだ当初よりも指が正しく動かないということがときどきあります。これは結構危険で、できると思っていたところが弾けなくなっているときの焦りはあまり嬉しくないもの。

もうひとつ、フォルテの指示のところで左手を強めに打鍵していたんですが、左手はそんなに強さを意識して強くしなくても良いとのこと。左手はあくまでも伴奏なので、あまり強くすると確かに音楽として不自然になってしまう。譜面通りと言ってもバランスを無視しないとおかしなことになります。

次の第20番は、最初の8小節までが前回からの課題。19番のような薬指と小指の苦手な動きがなく、なんとかなりそうな感触を得て、残り12小節へ。引き続きなんとかなりそうな雰囲気ながら、先生からいくつアドバイス。ここでも左手を強くしすぎないことがポイントで、以前からよく弾き方としてアドバイスしてもらっていた、鍵盤から指を離さずに弾く方法をここでも提案される。でもこれ、なかなか難しい。素人は指を多少でも浮かせた方が弾きやすい。良い機会と捉え、指を鍵盤に付けたまま弾く方法を身に着けようと思います。また、右手では音を抑えるところ、出すところの注意点を教えていただく。あとは左手の寄せ幅が大きい(連続のフレーズでポジション移動が大きい)ところがあり、そのあたりが課題になりそうです。

「月光」は28小節目からの右手展開部分へ。35小節目までがんばってみたものの、これまでやってきた曲のような単純な運指の法則ではなく素人にはかなり難しい音のつながりの連続。同じ小節の中では使われる音階が同じというところだけを頼りに、モタモタしながらもほぼ音を外さずに弾いてみせると「ほとんど間違えていませんね。いいですね」とお褒めの言葉をいただく。ちなみに譜面の指番号は完全に一致していなくても良く、ここでは1番だけは確実に守って、あとは次の指の運びが窮屈にならなければ良いとのころ。ちなみに、楽譜(出版会社)によって振られる番号は違っているんだそうです。「では次へ」と、ここまで音程が上昇して行くフレーズが続いて来たところから、今度は下降に移る。変わり目の35小節目と36小節目は同じ音階なのに、上昇と下降では指の使い方がガラリと変わって急に別世界に突入。まだこの先、しばらくこの展開が続くのでここは結構苦しいところです。

今回のレッスンの教訓
●フォルテ指示でも左手はわきまえた強さで。
●鍵盤から指を離さずにソフトに打鍵する方法を身に付けるべし。
●指番号指示は、場合によっては墨守しなくても良い。

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