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趣味の人生を楽しむサラリーマンの日記

猫の引っ越し - 猫は家につく、は本当か?

ぶらん201808

引っ越しをしたことを前回の記事で書いたのですが、転居にまつわる自分たちの心配ごとと合わせて、更に心配だったのがウチの愛猫のこと。

この子を飼い始める前、猫とはどういう生き物か、ということを調べていたとき、「猫は人につくのではなく家につく」と言われていることがわかった。犬を飼った経験から、犬が人につく(というか犬は主人と認めた人に忠誠を誓う)ということはもちろん知っていて、ああ、猫は一緒に住んでいる人が大事なんじゃなくて、住んでいる家の方が大事と捉える生き物なんだな、とそのとき理解しました。飼い始めてから、留守中はペットホテルではなく、シッターさんに来てもらうようにしていたのもそれを受けてのこと。

実際、もう6年も一緒に暮らしていみると、言われているよりは「人につく」部分がけっこうあるように思っていたんですが、年に1度の予防接種以外では一歩も家の外に出たことがない完全箱入り娘のウチの子が引っ越しという環境変化に耐えられるのかはかなり心配なポイントだったわけです。

いざ、引っ越しの日。ガランとした部屋の新しい家に初めて入ったときの戸惑いはやはりかなりのもので落ち着かない様子。荷物搬入時に家の中を自由に歩かせておくわけにはいかないので、ケージに入れて、風呂場に置いておく。もともとケージに入れられることじたいはそれほど抵抗がない子(5ヶ月までペットショップをたらい回しにされていた)なので、目の届かないところに置いておいても特に普段と変わりなく、ここは穏便にやりすごすことができました。

引っ越し当日、ある程度部屋が片付いた夕方にケージから開放してあげると、戸惑いはありつつも取り乱した様子はなく、箱があちこちに積まれてごちゃごちゃした部屋でいろいろ探検できる部分があるという感じでやや好奇心が上回っているかのような感じ。その楽しげな様子に少し安堵。その後部屋が片付き、家具類の配置も落ち着くと、自分が快適に過ごせる場所の散策がはじまり、いろいろなところで伸びて寝転がってをトライ・アンド・エラー。戸惑うどころか、新しい環境を楽しんでいる感じさえあるという状態になっていったのでした。

引っ越しから3週間が経過した今は、居心地の良いところを概ね探し当てたようで、しかしその場所は以前の家より数が増えて、姿を探すときの手間が増えました(苦笑)。キャットタワーの最上階ハンモックはモフモフしているので夏場は近寄らなかったのに、今はどういうわけかよく入ってます。人間ともども、生活のリズムも安定してきて、おやつどきにキッチンに現れるなど、以前の行動パターンも復活、見ている限りではもう何もストレスを感じていないようで、これなら1日留守にしても大丈夫そうです。

というわけで、引っ越しはウチの子に限ってはそれほど大きなストレスというわけではなかったようです。それよりも、飼い主がずっと身近にいたことの方が安心材料だったように見えます。もちろん、他の子もそうとは限らないので一概には言えませんが、家の環境が変わることは当然ストレス要因ではあるものの、人が一緒ならそれほど大きな問題にならないんじゃないか、というのが僕の感触でした。まあ、5ヶ月目までペットショップをたらい回しにされていたので環境変化に慣れていたせいもあるかもしれませんが、恐らく、棲家を求めるのは事実ではあると思うものの、一緒に暮らしている人がいる安心感も大きいんじゃないかと思います。

愛娘ぶらんが我が家にやってきて5年が経ちました

ぶらん201709

愛娘ぶらん(という名前です)が我が家に来て5年が経ちました。大変ありがたいことに、ウチに来て以来ずっと健康優良猫です。

犬しか飼ったことがない僕にとって、猫の習性はいろいろと新鮮で、中でも飼い主に媚びないところは猫と犬との根本的な本能の違いとして、犬好きにとってとても新鮮に映ります。

うちのぶらんは、工事や修理などで家に入ってきた一見さんの業者さんにスリスリやってしまう人間好きですが、人に媚びることは当然ありません。猫だから当然、一人で家に居ても寂しがることはありません・・・・。

しかし、妻と僕とぶらんの3人(?)による生活のリズムはもう完全にできあがっていて、たとえば朝起きた後には腰をポンポン叩きながら撫でてあげるのが当たり前になっていたり、コーヒー豆を挽くガリガリ音が聞こえると自分もおやつがもらえるからとどこか奥に居てもでてきたり、など、ぶらんも我が家のリズムの一部として行動しています。3人いることが我が家の日常というわけです。

最近気になったのが、留守中に監視カメラを設置しておいたら、なんと玄関の前で正座して待っている姿が映っているではではありませんか。

猫はもともと一匹で行動するのが本能、餌を取るために隠れてじっと待機するという習性から、孤独にも待たされることにもストレスを感じないのかいう説があり、僕もそうかと思っていましたが本当は違うんでしょうか。日々、可愛がって仲良く暮らしているうちに寂しがり屋になってしまったのか、という疑念も浮かびます。妻や僕やいるときには、ときどき家の中を走り回っているんですが留守中はそのような行動も取っていないようです。監視カメラに残っている留守中の映像を見ていると、張り合いのない1日を寝て過ごしているだけの様子が伝わってきます(猫はそれが普通なのかも)。

ではお友達をもう一人(一匹)迎えるのも、と思いますが、以前、お世話になっていたシッターさんに「う~ん、ぶらんちゃんはどうかな~。不思議ちゃんだからな~」と、完全マイペース猫で他の子との共存はストレスになるのでは?というプロ中のプロの見解を示され、それに抗うこともできません。

1泊くらいの留守だと帰ってきたときの喜ぶ様子も明らか(しかし犬のそれとはだいぶ違う)で、家族が帰ってきた喜びを表しているのかと思うと留守はちょっと申し訳ないなあという気持ちに少しなりますね。まあ、3泊くらいすると家に帰ってきても反応が鈍くて忘れられているようにも見えるので、家族への執着というよりは、気分次第なのかもしれませんが。

先日、テレビで「脳を休めるには猫の写真とか見るのがいいです」と言っていて、猫に限らず、可愛いくて癒される写真を見ると仕事モードで張り詰めた脳も休まるそうです。確かにこれは身に覚えがあります。仕事で激しく嫌なことがあったときでも、家に帰って玄関を開けたときにぶらんが寝転がっていると、表情が緩んですべてのことを忘れることができます。ぶらんはもう、僕の脳をどれだけ休めさせてくれたのか計り知れません。毎日、僕の脳を休めてくれるぶらんには感謝の言葉しかないのです。

留守番している愛猫ぶらんの監視環境を刷新してみた

カメラ201609

3年ほど前の記事(http://buhaina.blog.fc2.com/blog-entry-47.html)で、Webカメラ付きパソコンとiCam Sourceというソフト/アプリを使って、留守中の愛猫を監視できると書いたことがあります。

以降も旅行などお出かけの時には常に利用しており、特に動体センサーで検知した画像が記録され、外出先からその画像を確認することできるところが便利で、留守中の愛猫の様子を把握していました。自動給餌器が時間通りに開いてご飯を食べることができていることがわかれば安心できるし、家の中をブラブラ歩いているところが記録されていることで、例えば(そんなことは在宅中を含めて一度もないけど)変なところに挟まって出れなくなっていないかとか、急に体調が悪くなって寝込んでいないかとかを心配しなくて済む。何かしら普通じゃないことが起きているとわかれば、外出を切り上げて早く帰るなり、シッターさんに緊急駆けつけをお願いしたりできるわけですから状態がわかるというのはありがたいことです。

その安心を得るためには、当然のことながらカメラが安定して稼働していることが前提になる。ところが、パソコン上で動作するiCamアプリやパソコンそのものがハングアップしてしまうケースがよくあって頭を悩ませていました。家には古いものを含めて3台のWindowsパソコンがあるけれど、どういうわけか、そのいずれも48時間以上連続稼働できることがほとんどないほどに不安定で安心して利用できない状態になってしまっていた(OSリカバリーなどやってもしばらく使っていると不安定になっていく)。

iCamを導入した3年前に猫監視の方法を探っていたときは、監視用カメラは確か20,000円以上のものばかりだったように記憶していて、パソコンをセットアップしておく面倒があったとしても安価で気軽に導入できるiCamに魅力があった。ところが、改めてネットを検索してみると、今でも30,000円以上のカメラがある反面、ノーブランド製品であればおよそ6,000円程度から監視カメラが売られている。設定が簡単で稼働も安定しているようだし、機能も上々そうであることから1台導入してみることにした。

以下、「できるだけ低価格で、設定が簡単で、ペット監視目的で、そこそこ使いやすい」カメラ導入情報のひとつとして読んでいただければと思います。

機種は「lvshan ワイヤレスIPカメラ(C7824WIP)」と書かれていたもの。Amazonで検索するとNexGadgetブランドで発売されているもの(ただし型番表記なしという怪しさ)も出てくるけれどまったく同じものです(追加で2台目として購入してみて確認済み)。その他、アプリやクラウドの運用が違っているであろう製品でも、カメラの中身は同じではないかと思われる機種がたくさんあるように見える。どこかで開発した汎用カメラを、それぞれの会社でカスタマイズして似たような製品が多く出回っていのかもしれません。似ていたとしてもアプリが違うものはたぶん互換性はないような気がします。

購入品URL
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01H1KEEJO/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01FAF1EKE/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

一般論として、家に設置してあるカメラを外出先から見る方法は
[1] スマホから家のカメラに何らかの方法で直接アクセスする
[2] カメラ画像をネット上のサーバーに送り、スマホからサーバーを参照する
に大別される。

[1]はファイアウォールのポート穴あけ、NAT関係などの知識がないとできないため素人にはハードルが高い。パソコンを必要としない単体カメラで容易にできる製品はないかもしれない。そういったことを気にしなくても簡単に設定できる[2]が今は一般的になっていて、今回購入したカメラも該当しているものと考えられる。「考えられる」と書いたのは、そのような情報はたいていの場合公開されていなくて厳密にはわからないから。アプリの名称(EyeCloud)からして間違いないとは思いますが。

これまで使っていたiCamは[2]の方式で成り立っています。任意のユーザー名とパスワードをPC側で設定し、スマホでも同じユーザー名とパスワードを設定すれば簡単にアクセスできてしまう。確かに設定を簡便化するには良い方法で、しかしながらそのユーザー名とパスワードが破られたら誰でもアクセスできることになってしまうというセキュリティリスクも併せ持っている。[2]の方式を採用している会社がネットワークやサーバーの仕組みを明かしていないのはセキュリティの観点からも仕方のないことだと言えるでしょう。

尚、ここで言っているサーバーとはインターネット上のどこかで稼働している(クラウドと呼んでいるケースも多い)もので、そのカメラおよびアプリケーション製作者(またはその委託先)が運用していなくてはならない。つまり、アプリ/機器制作会社の都合(倒産とかね)によりサーバーの運用を止めてしまったら、カメラやアプリケーションが正しく動いていたとしてもこの遠隔監視サービスは利用できなくなってしまう。低価格帯のカメラのほとんどが名の知られていないメーカーであることを考えると、未来永劫このサービスを利用できるとは思わない方が良さそうです。サービスの継続性を重視するのであればお金をケチらずにパナソニックやバッファローのような有名メーカーの製品を選んだ方が良いでしょう(もちろんこちらもサービス継続の保証はありませんが)。

では、導入したIPカメラの設定と使い勝手について一応簡単に紹介しておきましょう。

設定はとても簡単。

指定のアプリである「EyeCloud」をスマホにインストールしたら、このカメラ用クラウドへアクセスするためのアカウントを新規登録する(メールアドレスでなく任意のIDで良い)。

次にカメラをアプリに登録する。登録、即ちWi-Fiに接続して外部からも利用可能にする、ということです。このカメラは2.4GHz帯の11b/11g/11nしかサポートしていないので、Wi-Fi親機で2.4GHz帯が使える状態になっていることが前提になります。カメラを設定するために操作するスマホ(アプリ)が機能する条件はわかりませんが、同じ親機で別SSIDである5GHz帯の11acに接続していてもカメラの設定をすることはできました。

【方法1】
「ホーム」→「機能設定」→「+」→「IPカメラ」→「QRコードスキャン」
⇒ カメラ底面のQRコードをスマホのカメラでスキャンするとカメラIDが画面に入力される。パスワード欄にカメラ底面に記載されているパスワードを入力してカメラが見つかったらバインドする。
【方法2】
「ホーム」→「機能設定」→「+」→「IPカメラ」→「LANオートサーチ」
⇒ 試していないので詳細不明。有線LANケーブルの接続が必要。
【方法3】
「ホーム」→「機能設定」→「+」→「IPカメラ」→「音声リンク」
⇒ スマホからモスキート音のようなものが発信されるのでカメラに向けて、英語で「Configuration is success(みたいな感じだったと思う)」と言われたら完了。パスワードは底面にあるadminのパスワードを入力してカメラが見つかったらバインドする。無線LANのSSIDが示され、Wi-Fiパスワード入力を求められる場合あり。

アプリに登録できたら、あとは環境設定をして操作するだけです。基本的なところだけ書いておきます。
【カメラの操作】
「ホーム」→「ライブ映像」を選んでカメラを選択。画面をなぞってカメラ角度など各種操作、各種設定が可能。マイクを通じて音声を伝える場合もここから。
【メモリーのフォーマット】
「ホーム」→「機能設定」→ カメラを選択 →「保存設置(原文ママ)」→「メモリーをフォーマットする」。MicroSDカードを挿入しないと映像が記録されず外出先から記録画像を見ることができないのでリアルタイム監視しかしないという人以外は必須。
【カメラ映像の記録設定】
「ホーム」→「機能設定」→ カメラを選択 →「保存設置(原文ママ)」→「メモリー残量確認」→「レコードのビデオを有効にします」をONにすると常時記録。記録しない場合はOFFに。
【動体検知の設定】
「ホーム」→「機能設定」→ カメラを選択 →「アラーム設定」→「モーション検知」をONにする。
【動体検知時にプッシュ通知】
「ホーム」→「設定」→「プッシュ通知設定」→ カメラを選択 →「着信お知らせ」を選ぶとON、「メッセージを隠す」を選ぶとOFFに。

カメラの記録履歴(「歴史記録」という表示になっている)のTFレコードで、動画記録を見ると「接続…」と出て固まることが多い。そんなときには「バック」で一度戻ってからもう一度見るとすんなり見れるようになります。ここで記録される動画は万全とはちょっと言い難く細かい問題点がないとは言えない。動体検知してから動画記録が始まるまで数秒遅れることがあり、検知の精度は完璧というわけにはいかないようです。記録された画像を見ると、時間バーのタイムの進み具合からして一定ではなく動画の動きもギクシャクしたものでしかありません(パソコンで見たらまた違うのかも)。もちろん、ウチのように猫がちゃんとご飯を食べてくれているな、ときどき歩き回っているな、というくらいの確認であれば役割を果たしてくれるので用途次第といったところでしょうか。パソコンのWebカメラと比べて断然優れているのは、照明がまったく付いていない暗がりでも暗視カメラ(モノクロになる)としてバッチリ見えるところ。記録される動画の画質もiCamよりずっと鮮明で被写体までの距離が離れていない画像であれば防犯目的にも耐え得るかもしれません。

【カメラの操作】の中にある「プリセット」設定は、カメラアングルを5箇所まで記憶させ、タップすればすぐにその方向にカメラを向けることができるという機能。だいたい居る場所が決まっている猫の監視には非常に有効な機能で、この点だけでもペット監視カメラとしてこの製品はポイントが高いと思います。ちなみに、プリセットポイントを削除するには、そのポイントを長押しすればできますが出てくるポップアップメッセージが「暖かい提示」で結構面食らいます(補足メッセージでなんとかわかりますが)。

全体の使い勝手としては、アプリの操作性は洗練されていないものの、なんとか直感でわかるレベルでしょう。アプリの動作は不自然だったり落ちたりといったこともありますが、これもまあ許容範囲。メニュー画面や出力されるメッセージは妙な日本語に翻訳されているところがあり、何が言いたいのかわからないときもあります。動体センサーで検知したときに記録される画像の時刻が1時間遅れになっている(中国が基準?)ものの、そこも大して重要じゃないから良いでしょう。画像は16GBのMicroSDカードで常時画像記録にしておいたとしても10日くらいは保存できそうなので、動体検知時のみ記録にしておけばかなりの日数分を記録しておくことが可能です。一杯になった場合は古い画像から上書きしていくことも確認しました。

というわけで、動体センサーの精度や動画動作のスムーズさを考えると、一瞬も逃したくない防犯目的ではやや難あり、でもペット監視なら機能は十分といったところだと思います。アプリがややショボいことと、サービスの継続性やサポート面の不安は拭えませんが、カメラアングルを自在に変えることができてアングルのプリセットまで持ちあわせた機能の高さ、電源さえ確保できればどこにでも設置できる(壁設置を想定したアダプターも付属)自在性といった強みがあることを思えば、この価格の監視カメラとしては十分すぎるほど優秀だと思います。ちなみに、アプリから音声を送ったり、逆にカメラで拾った音声も聴くことができるという機能もあります。

この種の製品は1年もすれば状況(価格や機能など)が大きく変わってしまうかもしれないものの、少なくとも現時点ではペット監視用カメラとしてとてもお勧めできる製品ではないでしょうか。

【9/10追記】
アプリのバージョンアップがあったのかどうかわかりませんが、アプリからカメラへのアクセスができなくなりました。Eyecloudアプリのレビューを見ると3日位前から使えなくなっているようです。明日からの旅行に備えて購入したのにもうガッカリ。安物買いのリスクがあることは承知していたものの、こうもタイミング良くサービスが使えなくなるとは思いませんでした。

【10/10追記】
アプリのバージョンアップによりカメラへのアクセスが可能になりました。やれやれ。

愛猫ぶらんとの生活 4歳になりました

ぶらん4歳

このブログには「猫のいる生活」というカテゴリーが存在するにもかかわらず、ほとんど記事を書いていない。ウチのぶらん(という名前)、本当に手がかからないんです。医者に行ったのは後ろ脚のかかとに小さな円形脱毛ができたときの1度だけ(自然治癒)。2ヶ月に1度くらい吐いてしまうだけで、体調の変動がまったくと言っていいくらいない。元気で遊び好きで人懐こくて優しい物腰(ごはんをもらうときを除く)。限られた一部のものを除くと爪とぎで家具を傷つけるようなこともなく、暴れまわることもない。毎日癒やされて幸せを提供してくれるだけで満足とはいえ、あまり書くネタがないというのが正直なところ。

そんなぶらんがウチに来ておよそ3年半が過ぎました。もともと夫婦2人だけでの生活に入り込んできただけに家の一員となることに時間はかからず、それが3年半も過ぎるとほとんど家族の一員となってしまう。まあ、ペットを飼ったことがある人なら誰でも経験している話です。

猫は群れを成さない生き物で狼族のような家族スタイルの生活をしていないので、確かに自由気ままに、どこかに隠れて寝ていることは多い。一方で、家を1日以上空けて帰ってきたときのスリスリ甘え攻撃は勢いを増すばかりで、「群れる習性がないので孤独や待つことにストレスを感じない」と言われる説には少々疑問を感じなくもない。人間でも誰かと群れていないと不安になる人もいれば、1人がいいという人もいるので、猫にも個性があってこの子はきっと寂しがりやなんでしょう。いずれにしても「猫はこうだ」という説は一旦は受け止めて、あとはその子の個性に合わせてあげるという当たり前のことをしてあげれば良いと思います。

そんな寂しがり屋で甘えたがりな娘だけに、お友達を加えることも2度ほど考えたことがあります。でも、いろいろ面倒になって結局はやめてしまいました。

例えばフードは自動給餌器でいつもあげている。給餌器が楽なところは、当たり前だけれど決まった時間に決めた量のフードを与えることができること。朝は人間が起きる時間にフードを食べる設定にしておくので、朝起きてトイレに入ったり顔を洗ったりしてるときにミャアミャアご飯ねだりをされ続けなくて済む。週末ゆっくり寝たいときにもいつもと同じ時間に食べさせることができるし、妻と2人で出かけてゆっくりディナーを楽しんで夜遅くなるときも気にしなくていい。

ところが2匹飼いになると、2つ給餌器が置いてあってもどちらか食いしん坊の方がすべて食べてしまうらしい。もちろん、外出時に給餌器を使うのをやめて、いつもより数時間程度あげるのが遅れたからといって問題があるわけではないんだろうけれど、ディナーを食べて帰るくらいのことで猫のことが気になるというのもちょっと重い話です(そんなことなら飼うな、という厳しい話はなしで)。

実はご飯の問題より、2匹飼いをしないことにした大きな理由がもうひとつ。

いつもお世話になっているキャット・シッターさんのところは里子の募集を兼ねた猫カフェも運営されているので、あるとき遊びに行ってみたことがあります。「ウチのぶらんの友達を探しにきました」と明るく話しかけてみると、引き取り手が来てくれたと喜んでくれるのかと思ったら表情が曇りはじめ「う~ん、ぶらんちゃんはお友達はどうかな~。ぶらんちゃん、不思議ちゃんだから・・・」。おっと、想定外の答え。ちなみに、シッターさんは、拙宅留守中の訪問時に大歓迎してくれるウチのぶらんのことをよくわかっている人であり、当然数多くの猫を見てきた人です。もちろんできることならカフェにいる行き先のない子を里子として引き取ってもらえるならありがたいわけです。そういう人から発せられる「お友達はどうかな~」は重みがある。ウチのぶらんは、要するにマイペースで友達を欲しがるタイプではない、ということらしいです。それにしても不思議ちゃんかぁ。まあ、わかるような気がしますが・・・。

冷静に考えると、1匹じゃあ寂しいだろうから友達がいた方がいいのかも、というのは人間が勝手に想像したものにすぎない。1人でお留守番は確かに寂しいかもしれないけれど、お気に入りのハンモックを独り占めできなくなったりするくらいなら普段は1人がいいとか思う性格だとしたら、きっと1匹でいた方が幸せなんだろう。そう思って2匹飼いは断念しました。

ちなみに、旅行で家を開けるときは、出発と帰宅の日を含めて5日(完全留守3日)までを上限にしています。このくらいだと帰宅時に「みゃー」と言いなが擦り寄ってきていたんだけれど、昨年ウィーン&ベルリン旅行のときはやむなく8日間(同6日)というこれまでにない長期留守になってしまいました。帰宅時にはあまり反応がなく、目に見えて毛艶が悪くなっていた(そのときの写真を見ると毛がボサボサ)。たぶん、飼い主のことを忘れてしまっていたんじゃないかと思います。1日で元に戻りましたが、いくらシッターさんが1日に一度面倒を見てくれるとはいえ、さすがに丸々7日間家を空けるとかなりよろしくないようです。

【余談】
使っている自動給餌器はこういうタイプのものです。
給餌器201604

いろいろな販売店で、様々な型番(オートマチック・ペットフィーダーなどの商品名が一般的)で売られており、色が違っていたり、パネル表記が日本語だったり英語だったり、説明書が違っていたりするものですが、基本的にはすべて同じモノのようです。円状の器が分割されていて1回分ずつ仕込み、回転して開口部に餌が現れるタイプで、4分割されているものと6分割されているものがあります。餌の量を確実にコントロールできるところとが最大のメリットで、最終回(4分割だと4回目、6分割だと6回目)は初期セッティング時の開口部になる(蓋が付くが簡単に開けられてしまう)ため実質使い物にならないとはいえ、最大24時間のインターバルにすればそれぞれ3回、5回の給餌ができるところが特徴でしょうか。6分割のものを2個用意してそれぞれ朝ごはんと晩ごはんの時間に設定すれば5日分の餌を設定できることになります。ただし、過去3年の使用で、開かなかったことが3回あり、頻度は高くないとはいえ信頼性はもうひとつといったところ。キャット・シッターさん曰く、やはり動作しなかったり回転が止まらなくなってしまったりという例がよくあるそうです。それから初めて買ったものは毎日使って1年くらいで壊れ、他でもそういう評判も見かけるのでその程度のものと思っておいた方が良いかもしれません。

ぶらん、2歳の誕生日を迎える

ぶらん2歳

我が家に来て1年と7ヶ月の愛猫、ぶらんが今日2歳の誕生日を迎えました。

ペットショップのケージの中で子どもと遊ぶ姿に愛嬌を感じたものの、その場では特に何もせず帰宅。翌日になっても頭から離れず、会社を定時に上がってもう一度ペットショップに行くといない。「ああ、あの子ならもう別の店に行っちゃいました」と言うので「連れ戻してください!」と懇願して、うちの子になりました。

結婚する前にマルチーズを飼っていたことがあって断然の犬好きだったのに、妻が猫を飼いたいと言っていたこともあって「猫もいいかな」なんて思っていた程度だったんだけれど、もともと動物が好きということもあって勢いで飼いはじめましたね。

犬が群れで行動する生き物で集団のヒエラルキーを守って行動するのに対して、個別行動を習性とする猫は自由気ままとかわがままという印象があって、人にも懐かないと勝手に思い込んでいたんだけれど、一緒に暮らしてみるとそうでもない。

否、自由気ままというのは確かにそのとおりで、一人(一匹?)でいるときもよくあるんだけれど、ぶらんは人好きで、例えばお客さんが家に来たときなんかもとりあえず近寄ってスリスリやる。犬が習性で媚を売っているのに対して自分の意志でやっているものだからから本音でやっている感があって素直に見えてくる。

最近は人間の行動を予測し、おやつがもらえる時間などには行動が機敏になったり、会社から帰ってくる時間になると玄関の前で待っていたりして、家族の一員という感じがますます強くなってきました。そうそう、家でお仕事をやっているとやたら見学したがるところも面白い(写真は浴槽掃除をしているときに見学に来たところ)。

人間好き、飼い主好きで適度に距離感を保つ猫という生き物は僕にとってとても心地よい同居人。家に笑いと癒やしをもたらす猫のいる生活、とっても楽しいです。

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